国際NGO、災害時「緊急援助募金」呼びかけ

1.5メートルの津波に襲われたソロモン諸島 (C)World Vision

2月6日にソロモン諸島沖でマグニチュード8.0の大地震が発生したが、国際NGOのワールド・ビジョン・ジャパン(東京・中野)は、いつ起こるとも知れない災害に備えて「緊急援助募金」を呼びかけている。

ワールド・ビジョンは、ソロモン諸島で30年以上にわたって活動し、現在20人のスタッフが働いているという。AFP通信によると、これまで13人の死者が確認され、震源に近いネンドー島では、住宅を流された被災者は6000人以上に上るとしている。

すでにワールド・ビジョンの現地スタッフは日本時間で8日午前、被害の大きい島に向かって船で出発し、9日から支援を開始するという。同団体は、こうした災害時に対応するため日ごろから資金を備え、ソロモン諸島では、ブランケットや食料、ベビー用品などの物資提供や調査を行う。「緊急援助募金」に集まった資金は、今後、災害が発生した際に、緊急支援として飲料水や衣服、臨時の衛生設備などに充てられる。(オルタナ編集部=吉田広子)

◆ワールド・ビジョン・ジャパン「緊急援助募金」はこちらから

*記事訂正について
記事内容について以下のとおり訂正しました(2月11日)

(追加/1段落)
「いつ起こるとも知れない災害に備えて」

(以前/最終段落)
「ブランケットや食料、ベビー用品などの物資提供や調査を行う。緊急支援として集まった募金は、飲料水、衣服、臨時の衛生設備の設置などに充てる予定だ。」

(訂正/最終段落)
「同団体は、こうした災害時に対応するため日ごろから資金を備え、ソロモン諸島では、ブランケットや食料、ベビー用品などの物資提供や調査を行う。『緊急援助募金』に集まった資金は、今後、災害が発生した際に、緊急支援として飲料水や衣服、臨時の衛生設備などに充てられる。」

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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