NPOテーブル・フォー・ツー、「押し付けではない寄付」で浸透

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TFT活動報告会では、TFTプログラムに参加した積水化学工業、日本コカ・コーラ、西洋フード・コンパスグループ、日立ソリューションズ、電通が導入事例などについて講演した。

■ 押し付けではなく、背中を押すのがCSR部の役割

積水化学工業は、社員一人ひとり気軽に参加しやすい社会貢献活動として、TFTプログラムを2008年度から実施した。同社の寄付総額は140万円を超え、7万人分の給食を提供した。

プログラムを社員食堂で導入する際、同社CSR部が意識したのは社員の自発的参加だ。週に1回提供されるTFTの対象メニューは、「ヘルシー」や「寄付付き」といったことを前面に出さず、自然に選んでもらえるようなメニューづくりを心がけている。目標食数の設定など事業所ごとの競争もせず、強制的にならないように気を付けている。

社員に取ったアンケート結果では、TFT対象メニューについて「好きなメニューなら選ぶ」「特に意識をしていない」という回答が約8割を占めた。「必ずTFT対象メニューを選ぶ」と答えた人は1割にも満たなかったことから、この浸透方法は成功したといえる。

積水化学工業CSR部の香西千恵氏は「どんなに良いことでも、押し付けは反発を生むことがある。社会貢献活動をしたいと思っている社員は多く、背中を押すことがCSR部の役割だ」と話した。(オルタナ編集部=副島久仁彦)

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2013年2月22日(金)19:04

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