外山さんは言う。
「ストレートの人もセクシュアル・マイノリティの人も同様にパートナーを選び、生涯を共にする権利があるはず。制度を知らず、パートナーを亡くした際に貯金全額と引き払った家の半額を遺族に支払った同性愛者の方さえいます。私たちはそんな事例を減らし、セクシュアル・マイノリティの人たちのパートナーシップやセクシュアリティが社会に受け入れられることを願って、事業をスタートさせました」
Letibeeでは、同性婚に寛容な式場、写真家、メイクなどを手配。同性カップルが何の心配も恐怖も感じることなく、彼らのしたい結婚式をそのまま実現する。
挙式後にカップルが法的保障を受けられるようにライフプランニングを行い、必要と思われる選択肢を提示。LGBT問題に関心の高い法律事務所に紹介することで、挙式後に安心して過ごせるようにするという。(今一生)