失われたいわきの海岸防災林にクロマツを

トチギ環境未来基地は、松くい虫の感染を受けにくい抵抗性クロマツの苗木を購入し、栃木県下を中心に小学校や福祉施設の協力のもと、約1年間苗木保育を行う。その後、いわき市の海岸に植樹し、十分に育つまで3年間かけて保育していく。これまで栃木県、福島県の企業・団体が協力しているが、この活動をさらに拡大させようとエコ配が協力することになった。

エコ配が販売する「復興クロマツ」は、復興支援のための寄付金つき宅配セットだ。「エコ配エコエリアセット」に寄付金500円を加算し、「苗木forいわき」に寄付をする。販売価格は、1セット14360円(税込)で、40回分の配送料が含まれている。1セットを売り上げるごとに、海岸林にクロマツ3本を植えることができる。(オルタナ編集部=吉田広子)

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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