nepia 千のトイレプロジェクト/第6フェーズ・2013-2014

トイレと水の問題で失われてゆく命を守りたい
ネピアーユニセフ タイアップキャンペーン
「nepia 千のトイレプロジェクト/第6フェーズ・2013-2014」
~あなたの選ぶネピアが、子どもたちを守るトイレになる~
2013年9月1日(日)~12月31日(火)まで日本全国で展開

プレスリリース) 王子ホールディングス株式会社(東京・中央、進藤清貴社長)、王子ネピア株式会社(東京・中央、清水紀暁社長)、および公益財団法人日本ユニセフ協会(東京・港、赤松良子会長)は、開発途上国のトイレと水の問題を改善することを目的として、2008年に「nepia千のトイレプロジェクト」を立ち上げ、東ティモール民主共和国(以下、東ティモール)でのユニセフ(国際連合児童基金)の水と衛生の活動を支援してまいりました。6年目を迎える本年も、継続支援してまいります。

王子グループは、「環境と文化への貢献 改革とスピード 世界からの信頼」を企業理念に、世界中での植林をはじめ、社会への貢献活動に取り組んでおります。また、王子ネピアは、「やわらかハート」のスローガンのもと、日ごろから、すべての商品と企業活動を通じてみなさまの健康的で快適な暮らしのお手伝いを目指しております。

一方、世界では毎年75万人を超える5歳未満の子どもたちが、汚れた水とトイレの不備からおなかをこわし、脱水症状などで命を落としているという事実があります。家庭の衛生に携わる商品をお届けする企業である王子ネピアは、王子グループの一員として、世界の「トイレと水の問題」を見つめて本プロジェクトを実施し、多くのご支持の中、目標を上回る成果を達成し続けて参りました(参考資料1)。

本年、「nepia 千のトイレプロジェクト/第6フェーズ」では、2013年9月1日(日)から12月31日(火)までの4カ月間、日本全国でキャンペーンを展開いたします。キャンペーン期間中の対象商品の売上の一部で、ユニセフの「水と衛生に関する支援活動」をサポートいたします。アジアで一番若い独立国で、国づくりが進む今が重要な時期である、東ティモールを支援対象国として、屋外排泄の根絶を目指します。

内容としましては、1000世帯以上での改善されたトイレづくり、2つの小学校の「水と衛生」施設の建設または修復、および、衛生習慣の普及と定着のための活動を支援します(参考資料1)。

「nepia 千のトイレプロジェクト」にご賛同いただきましたみなさまの想いとともに、東ティモールの子どもたちとその家族の命と健康を守ることを目指します。

キャンペーンの開始に先駆け王子ネピアでは、本年5月に、プロジェクト開始以来6回目となる現地視察を実施しました。これまでの支援地域での成果、今後の支援予定地などでのユニセフの活動をつぶさに視察するとともに、村人との交流を深めてまいりました。現地の状況と支援の成果および本年の活動計画などは、ウェブサイト( http://1000toilets.com )で詳しくレポートしてまいります。

また、新聞、雑誌などによるキャンペーン告知のほか、今年も視察に同行したフォトグラファー小林紀晴氏(参考資料②)の写真を起用した、プロジェクト告知パッケージ商品を発売(2013年9月から数量限定販売)いたします。販売店様のご協力のもと、店頭を通じた告知活動を行ない、わが国において、世界の「水と衛生の問題」への関心を高め、理解を深めることに努めてまいります。

【参考資料1】
■ 支援対象国:東ティモール民主共和国
東ティモール民主共和国は、2002年5月に独立したアジアで一番若い国です。人口はおよそ110万人。国土面積は約14000k㎡。美しい海に囲まれたこの国は、18歳未満の人口が国民の約50%と若々しい活気にあふれていますが、独立前後の混乱で、もともと乏しかった国内のインフラに激しい打撃を受け、特に、農村部では保健や教育などの基本的なサービスが十分に行き届いていません。ユニセフ「世界子供白書2013」によると、衛生的なトイレを使える人の割合は、2010年時点で農村部ではまだ37%に過ぎません。

■ 活動の目標
第6フェーズの本年は、東ティモールの4つの県(アイレウ、エルメラ、オエクシ、アイナロ)を対象に1000世帯以上の家族やその子どもたちが改善された衛生施設を使えるようにし、屋外排泄のない環境で暮らせるよう、支援します。

■ 期待される成果
1.東ティモールの50の集落の1000世帯以上で、改善されたトイレが建設される
2.トイレを建設/使用することを通じ、20の集落が屋外排泄の根絶(注1)を宣言する

(注1)屋外排泄の根絶:村の全世帯、全公共施設に改善されたトイレへのアクセスがあり、住民全員がトイレを使用していること。また、村に屋外排泄の形跡がないこと。

3.農村部の2500世帯が衛生についての情報を得る
4.2つの小学校の児童が「水と衛生」施設を使えるようになる

■ プロジェクトへの参加方法
2013年9月1日(日)から12月31日(火)までのキャンペーン期間中、対象となるネピア商品をお買い上げになるだけで、どなたでもキャンペーンに参加できます。

また、郵便振替での募金でもこのキャンペーンに参加することができます。
◆ 郵便局(ゆうちょ銀行) 振替口座:00190-5-31000
◆ 口座名義:(公財)日本ユニセフ協会
※ 通信欄に「ネピア」と必ず明記ください。
※ 窓口での募金の場合は、送金手数料が免除されます。
郵便振替での募金の場合は、日本ユニセフ協会から領収書が発行されます。(日本ユニセフ協会への寄付金は、特定公益増進法人への寄付として税制上の優遇措置の対象になります。詳しくは日本ユニセフ協会のホームページ( http://www.unicef.or.jp )をご覧ください。

■ キャンペーン対象商品※
ティシュペーパー
1.ネピアデラックスティシュ5コパック
2.ネピアネピネピティシュ5コパック
3.ネピア鼻セレブティシュ
4.ネピア鼻セレブティシュ3コパック
5.ネピア鼻セレブポケットティシュ4コパック
6.ネピア鼻セレブポケットティシュ16コパック
7.ネピア鼻セレブティシュ ITSUMO

トイレットロール
1.ネピアデラックストイレットロール12ロールシングル
2.ネピアデラックストイレットロール12ロールダブル
3.ネピアデラックストイレットロール12ロールダブル(桜)
4.ネピアネピネピトイレットロール12ロールシングル
5.ネピアネピネピトイレットロール12ロールダブル
6.ネピアネピネピトイレットロール12ロールダブル(桜)
7.ネピアネピネピトイレットロール18ロールシングル
8.ネピアネピネピトイレットロール18ロールダブル
9.ネピアロングトイレットロール8ロールシングル
10.ネピアロングトイレットロール8ロールダブル
11.ネピアロングトイレットロール8ロールダブル(桜)

■プロジェクトの実績
2008年にキャンペーンによる寄付で立ち上がった千のトイレプロジェクトは、2008年度の第1フェーズ以来、本年は第6フェーズとなります。これまでに、第1-4フェーズのトイレづくりがほぼ完了(第4フェーズは一部活動中)し、アイレウ、エルメラ、リキサ、マナトゥトゥ、ディリ、オエクシの6県に、合計で4700以上の家庭用トイレが完成しました。また、学校や地域のトイレや給水設備は、合計で32の施設が改善され、安全で衛生的なトイレを使える人の数が増えたことはもちろん、乳児の死亡率、5歳未満児の死亡率などの改善にも貢献しています。 現在は第5フェーズで、16の集落の1000の世帯を対象にしたプロジェクトが進行中です。

【参考資料2】
■ フォトグラファー 小林紀晴氏について
【プロフィール】
1968年、長野県生まれ。アジアの旅先で出会った日本人の若者の姿を写真と文章で綴った「ASIAN JAPANESE」でデビュー。多くの若者の絶大な共感を呼ぶ。「DAYS ASIA」で1997年度日本写真協会新人賞受賞。日本で最も注目される写真家のひとりとして、次々と意欲的な創作に取り組んでいる。( http://www.kobayashikisei.com

■ 王子ホールディングスについて
1873年、日本で初めて本格的な近代産業として製紙業を開始した王子製紙は、創業者である渋沢栄一翁の言葉「論語と算盤」、すなわち道徳と経済の合一、倫理と利益の両立という理念を受け継ぎ、創業以来約140年間、「読む」「書く」「包む」「拭く」など生活のさまざまな場で用いられる紙の安定供給を通じて文化に貢献するとともに、森のリサイクル(海外植林)、紙のリサイクル(古紙リサイクル)
の推進により積極的に環境保全に取り組んできました。2012年10月には持株会社制への移行に伴い王子製紙から王子ホールディングスに商号変更し、「領域をこえ 未来へ」のスローガンの下、事業構造転換を推し進めています。( http://www.ojiholdings.co.jp

■ 王子ネピアについて
王子ネピアは、「やわらかハート」のスローガンのもと、すべての商品を通じてみなさまの快適な暮らしのお手伝いを目指しております。ティシュやトイレットロールをはじめとしてキッチンタオル、赤ちゃん用紙おむつ、大人用紙おむつにいたるまで、お客様の生活に幅広く密着したかたちで、やわらかな肌ざわり、やわらかな使い心地の追求を続けて参りました。また、社会の課題に対して、企業には何ができるだろうと考え、2007年からは、本プロジェクトのきっかけともなった『うんち教室』を、日本トイレ研究所と共に日本の小学校で実施し、いいうんちをすることの大切さを伝える活動を続けています。他には、赤ちゃん用紙おむつ「nepia GENKI!」の売上の一部で、入院中の子どもたちに笑顔を届ける「日本クリニクラウン協会」の活動を支援する『GENKI! supportsクリニクラウン』や、大人用紙おむつ「ネピアテンダー」の売上の一部で、被災地福島の高齢者を支える「まごころサービス福島センター」の活動を支援する『ネピアテンダー被災地高齢者支援活動 支える人を支えよう!』など、事業ドメインに沿ったCSR活動を展開しています。( http://www.nepia.co.jp

■ ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、世界の子どもたちの命と健やかな成長のために、1946年、国連総会の総意で設立され、現在190以上の国と地域で活動しています。ユニセフは、保健、栄養、水と衛生、教育、暴力や搾取、HIV/エイズからの保護や、緊急支援などの分野で活動。幼い子どもの命を守るワクチンの、世界最大の供給団体です。ユニセフは、国連本部から財政的な支援を受けることはなく、その活動資金は、すべて個人や企業・団体からのユニセフ募金や寄付、各国政府からの任意拠出金でまかなわれています。 ( http://www.unicef.org

■ 日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、世界36の先進工業国と地域で活動するユニセフ国内委員会のひとつです。1955年に設立され、ユニセフ本部との協力協定に基づき、民間団体として日本国内で唯一ユニセフを代表する組織として、国内におけるユニセフの広報、政策提言(アドボカシー)、ユニセフ募金の窓口としての役割を担っています。2012年(1月~12 月)の1年間に、日本から本部に届けられたユニセフ募金は130億円。過去数年にわたり、民間拠出(個人、企業、団体、学校等からの寄付)として世界最高額の支援実績を残しています。( http://www.unicef.or.jp

【リリース発行元】
■王子ホールディングス株式会社
東京都中央区銀座4-7-5
TEL: 03-3563-1111
http://www.ojiholdings.co.jp

■王子ネピア株式会社
東京都中央区銀座5-12-8 王子ホールディングス1号館
TEL: 03-3248-3111(代表)
http://www.nepia.co.jp

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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