「生物多様性 日本アワード」の優秀賞に味の素や中越パルプ工業など5社・団体

■「太平洋沿岸カツオ放流共同調査」(味の素) 南西諸島海域でカツオの標識放流をおこない、カツオ資源の持続的な維持を目指している。

■「津波に被災した田んぼの生態系復元力による復興」(特定非営利活動法人田んぼ) 宮城県気仙沼市などで生態系の復元力を活用した自然農法のシステム「ふゆみずたんぼ」で津波被災地の田んぼを復興。ボランティア1200人を被災地に送り、減塩にも成功した。

■「竹紙(たけがみ)」の取り組み(中越パルプ工業) かつてのように利用されることが少なくなった日本の竹を製紙原料として1998年から九州地区を中心に集荷を開始。竹を大量活用することで成長力が旺盛な竹の里山や森林への侵食を防ぎ、生物多様性に貢献している。

■「綾の照葉樹林プロジェクト」(てるはの森の会) 宮崎県綾町で、九州森林管理局や宮崎県などと協働し、国内最大面積の照葉樹林(2500ヘクタール)を保護している。

■「ネイチャー・テクノロジー創出のシステム構築」(ネイチャー・テクノロジー研究会) 環境問題の解決のために、従来の延長(フォアキャスティング)ではなく、バックキャスティング的な思考法で心豊かなライフスタイルを描き、それに必要なテクノロジーを創出している。

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..