全国約200の小・中学校の中より選ばれた最優秀2校 研究成果を発表する「子ども科学教育研究全国大会」

■ ソニー子ども科学教育プログラム
「科学が好きな子どもを育てる」をテーマに、全国の小学校・中学校の科学教育、理科、総合的な学習に関する論文を毎年募集しています。毎年約200校の学校から、テーマに対する課題論文として学校での取り組みをまとめてご応募いただいています。

元・文部科学事務次官の御手洗康氏などにより、実践、考察・評価、次年度計画について審査します。予備審査・中間審査を経て、最優秀校など上位の入選候補校に関しては現地調査も行います。上位入選校は翌年、計画の実践とともに、全国の教育現場でその成果を共有できるよう、「子ども科学教育研究全国大会」を含む、主題に迫る取り組みの積極的な発信にご協力いただきます。

■ ソニー教育財団のあゆみ
1959 「ソニー小学校理科教育振興資金」開始
1963 「ソニー理科教育振興資金受賞校連盟」結成
1969 「(財) 幼児開発協会」設立
2001 「ソニー子ども科学教育プログラム」開始
「(財) ソニー教育振興財団」と「(財) 幼児開発協会」を統合し、「(財) ソニー教育財団」となる
2002 「ソニー理科教育振興資金受賞校連盟」を改組し、「ソニー科学教育研究会(SSTA)」発足
「ソニー幼児教育支援プログラム」開始
2011 「公益財団法人 ソニー教育財団」に移行

■ ソニー教育財団の活動について
1946年東京通信工業創業者のひとり井深大氏は、その設立趣意書の中で「自由豁達にして愉快なる理想工場の建設」、「国民科学知識の実際的啓発活動」を目標に揚げています。日本の将来の発展を支える子どもたちが科学に関心をもち、科学を好きになるには、小・中学校における理科教育が最も重要であると考え、会社名をソニーへと変更した翌年の1959年に「ソニー理科教育振興資金」の贈呈事業を始め、そしてこの事業を継続的に発展させるため、1972年に「財団法人ソニー教育振興財団」を設立しました。

その後、子どもたちの豊かな心を育てる教育が大切になると考え、1987年に、理科教育の枠を越えて「ソニー教育資金」と名称を変え、2000年には、子どもたちの感性・創造性・主体性の育成を目指したソニー子ども科学教育プログラムへと発展し現在に至っています。これまでに、延べ11000校を超える応募があり、5000以上の小・中学校に教育資金を贈呈するなど、子どもたちの教育に創造的、先駆的な取り組みを行っている全国の学校や先生方を支援してきました。

一方で、井深大氏は「人間の能力は“環境”によって作られる」との考えから、幼児教育の大切さを訴え、1969年に「財団法人 幼児開発協会」を設立しました。乳幼児期の保育や教育を研究し、「あと半分の教育」や「幼稚園では遅すぎる」などの多数の著書を出版、社会的に大きな反響を得ました。子育てにおいては母親と子の絆が大切と考えて、長年にわたり母と子の教室などの活動を実践しました。

2001年には、2つの財団を統合して財団法人 ソニー教育財団を設立。幼児期の豊かな感性と創造性の育成を願い、幼児教育支援プログラムを開始しました。さらに新たな活動として、2005年に小・中学校の子どもたちを対象にした「科学の泉-子ども夢教室」、2007年からは「ソニーものづくり教室」、海外の教育組織との交流、「科学する心」を見つけようフォトコンテストを始めるなど、教育支援の活動規模を増やしながら展開しています。

【リリース発行元】
公益財団法人ソニー教育財団
東京都品川区北品川4-2-1 御殿山アネックス2号館4F
URL: http://www.sony-ef.or.jp/

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..