缶詰持ち込みで人助け、NZで話題のポップアップ・カフェ

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コーヒーは本格派。ほかにも、ホットチョコレートとの交換も可能だ

ローカルズを大々的にサポートしているのは、国内のコーヒーロースター兼カフェの老舗、カフェ・ラファールだ。コーヒー豆を無料提供しているだけでなく、バリスタも派遣。ローカルズで飲むコーヒーは、お金を払ってカフェで飲むものとまったく変わりない。

ポップアップ(期間限定)店舗で週に1度2時間程度の営業だが、1日で平均100~120缶も集まるという。

善意は善意を呼ぶもので、オークランドでは、あるベーカリーが焼きたてのクロナッツ(クロワッサンドーナツ)を寄付。「コーヒーと一緒にクロナッツをどうぞ」と宣伝すれば、集客に役立つだろうと配慮し、提供してくれた。

スープあり、魚あり、ビーンズあり、トマトあり、コーンあり。あっという間に山を成す、慈善団体行きの缶詰

「缶詰一つ」という条件をよそに、スーパーのレジ袋いっぱいに持ってくる人、缶詰以外の保存のきく食料を持参する気の利いた人、中には手作りジャムを55瓶も携えてきた人もいた。このように、ローカルズの活動は共感を呼び、誰の心にも宿る寛大さを引き出すことに成功している。

創始者たちは、国内はもとより海外のコーヒーロースターも、ぜひこのシステムを利用して、困っている人を助けてくれればと考えている。オークランドの例のように、人の優しさは伝播するもの。世界のさまざまな場所で、その土地の「ローカルズ」を中心に、思いやりの輪を広げていってほしい――それが彼らの願いだ。

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2014年1月17日(金)12:07

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