自然エネ社会への転換目指し「ご当地電力」が福島に集結

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壇上には、全国で「ご当地電力」を手がける人々が大集合した。(2月1日福島市)

初日は、放射能の影響が強く残る南相馬市で開催。農地と太陽光発電の共存をめざすソーラーシェアリングを進める「えこえね南相馬」の活動紹介や、オーストラリアで初の市民風車を設置した「ヘップバーン・ウインド」のタリン・レーンさんらが講演した。

ここでは、昨年春にタリンさんらのもとを訪れ、自然エネルギーについて学んだ南相馬市の中学生5人が報告。「原発事故までは原発は安全だと教わってきたが、市民風車を訪れて、原発よりも自然エネルギーの方が良いと思った。ここで考えたことを故郷の復興にも役立てていきたい」と口々に語った。

最終日は、昨年誕生した「会津電力」の拠点である喜多方市で開催。この日の最後に採択された「福島コミュニティパワー宣言」には次のような文言が記された。

「福島はいま、再生可能エネルギーを携えて、始まりの土地になろうとしている。そして、福島が率先して変化を起こすことで、日本各地が変わり、世界が大きく変わってゆくにちがいない」

原発事故で深く傷ついた福島から発せられたメッセージには、単に自然エネルギーの普及をめざすのではなく、新しい未来を日本や世界の人々とともに創造していこうとする強い決意が込められていた。

宣言の結びには、参加者全員が見守る前で「いま、ここから歴史を変える」との文言が刻まれた。原発事故から3年、福島から自然エネルギー革命をはじめる狼煙が上がった。

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2014年2月6日(木)14:40

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