欧州外で初のフェアトレードタウン国際会議、3月に熊本で開催

6基準のうち5つは英国と共通だが、FTTJは独自に「地域活性化への貢献」という基準を付け加えた。日本のフェアトレードタウン運動は途上国経済にとどまらず、シャッター商店街など問題山積の国内の地域経済の活性化も目指している。

フェアトレードシティくまもと推進委員会の明石祥子代表は、「アジアでのフェアトレード拡大に向けて、初開催の今回は、まずは緩く人と人とが交わることを目的としたい」と語り、交流から始まる未来に期待を込めた。

会期中には、明石代表も所属している「グリーン経営者フォーラム」の全国大会も開催される。経営者たちのプレゼンテーション大会などが計画されている。

◆「第8回 国際フェアトレードタウン会議」公式ホームページ

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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