藁谷さんは「本当に色々な人達が協力してくれている。福島を気にしてくれる人が多い」と語る。
任意団体だったが、2013年の4月に一般社団法人化した。人も雇えるようになって、動きやすくなったという。
■ 県外に出た人と福島にいる人をつなぎたい
震災を経て藪内さんは、「離れていると話ができず、お互いネガティブな思いが出てくる。だからコミュニケーションできる場を作りたかった」と振り返る。
そんな思いから山形と福島を結ぶイベントの無料バスツアーを2回企画。のべ450人が参加した。
昨年秋開催の「ふくしましま」では、放射線を気にせず子どもたちが芝生の上で伸び伸び走り回ることができたと、とても好評だった。