多様なレベルで議論重ねイノベーション創出を【企業と社会の関係】

企業と社会フォーラム(JFBS)事務局長
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プレナリーセッション1には、レイ・ブレムナー氏(ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社 代表取締役 プレジデント& CEO)、広崎膨太郎氏(日本電気株式会社 特別顧問)、谷本寛治氏(早稲田大学商学学術院商学部教授)、岡田正大氏(慶應義塾大学大学院経営管理研究科准教授)も登壇。「持続可能な発展をもたらすイノベーションはいかに生まれるのか」「そのためのリーダー育成はどうすべきか」などについて議論が行われました。

その中で、1)現在、ビジネス環境は大きな不確実性と構造変化に直面していること。2)新しいアイデアから生まれてくる新しいビジネスモデルは知識ベースの経済の中で発展すること。3)持続可能性を長期間にわたって追求するためにはステイクホルダーとの対話・協力といった関係性を構築する必要があること。4)人々の創造性を引き出し促進するという従来とは異なるリーダーシップが重要であることが指摘されました。

また本大会では、イノベーションの課題と可能性について検討し議論を行うために、次のような個別テーマを例示して報告を広く募りました。

1)持続可能な発展と技術 2)グリーン・イノベーション 3)ソーシャル・イノベーション 4)イノベーションと競争力 5)持続可能な発展と金融イノベーション 6)地域再開発とイノベーション 7)イノベーションと地域システム 8)政策のイノベーション など。そして、研究者による研究報告のみならず、企業セクターによるケース報告も行われました。

2013年9月には「CSRとコーポレート・ガバナンス」をテーマに、「フンボルト大学国際CSR会議」(ドイツ)と共同で第3回年次大会を開催致します。

今回と同様、JFBS 会員・非会員にかかわらず広く研究報告・ケース報告を募集します。報告を希望される方は学会ホームページ(http://j-fbs.jp/)をご参照下さい。

【さいとう・のりこ】原子力分野の国際基準等策定機関、外資系教育機関などを経て、ソーシャル・ビジネスやCSR 活動の支援・普及啓発業務に従事したのち、現職。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、千葉商科大学専任講師。jfbs

(この記事は株式会社オルタナが発行する「CSRmonthly」第2号(2012年11月5日発行)から転載しました)

齊藤 紀子氏の連載は毎月発行のCSR担当者向けのニュースレター「CSRmonthly」でお読みいただけます。詳しくはこちら

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企業と社会フォーラム(JFBS)事務局長
原子力分野の国際基準等策定機関、外資系教育機関などを経て、ソーシャル・ビジネスやCSR 活動の支援・普及啓発業務に従事したのち、現職。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了、千葉商科大学専任講師。

2014年6月27日(金)11:19

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