過去の事実関係を簡略に記したが、今回の噴火の影響で航空各社は飛行ルートや着陸先を変更するなどの対応に追われ、羽田発着の国内線を中心に遅れが相次いでいる模様だ。日本航空と全日空によると、御嶽山の噴煙が飛行ルートにかかる恐れがあったため、一部の便でルートを変更。この影響で、羽田空港を発着する国内線を中心に、30分から1時間程度の遅れが発生した。気象庁は、上空1万m付近まで噴煙が達した可能性があり、火山灰が拡散する恐れもあるとして、航空各社などへ注意を呼び掛けている。
怖いのは4年前のアイスランド火山噴火でも実証されたように、航空各社の発言で、エンジンが火山灰を吸い込むと最悪の場合停止することだ。恐れがあるという。
日本の物流もグローバル化の波、及び電子商取引から航空輸送が主力になりつつある。物流の基本知識では、次の通り、陸・海・空を含む5つの輸送様式がある:
物流専門家でなくともこれらの様式は予想のつくところだが、実務家は専門性を追求するあまり時々基本を放念することがある。例えば、これらの各様式別に長所と短所を挙げてみなさいと言った時、躊躇するなどである。
以下は英語表現で恐縮だが、筆者が主宰する研究会でまとめた内容を示す。