[CSR]課題を解決しながら地域の魅力を再発見、JTB

このプロジェクトは今年も展開中。震災の影響や農業従事者の減少などの課題を抱える福島県いわき市ではオーガニックコットンの収穫を通じて福島の発展を支援するプログラムが予定されている。

11月に「安芸灘とびしま海道オレンジライド」(自転車ファンライド)が開催される広島県呉市では、イベント参加者をもてなすために大会前日の島内を清掃するなど、各地域の課題や特色を十分に反映したプログラムを一つずつ作り上げている。

こうした取り組み内容が評価され、今年3月には、環境省が事務局を務める「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が推奨する連携事業に認定された。

同プロジェクトを進めるJTBブランド戦略推進室の原禎芳さんは次のように語る。

「昨年は2301人もの方にこのプロジェクトにご参加いただきました。参加者の皆様からは、『活動を通じ、自身が暮らす地域の魅力を再認識できた』『地域の自然や文化の素晴らしさを守っていきたい』という感想を多くいただいます。本活動が世界各地の地域をいきいきとさせ、新たな交流を生み出すきっかけとなればと思います」(原さん)

◆JTB地球いきいきプロジェクト
http://www.jtbcorp.jp/jp/csr/social_contribution/clean/

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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