「プロボノ」、中韓ほかアジアで急拡大――10月29日に東京で国際会議[嵯峨 生馬]

嵯峨生馬
サービスグラント代表理事
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アジア7カ国のプロボノ団体が一堂に集まる「アジア・プロボノ会議」が10月29日、東京で開かれる。プロボノとは、ビジネスパーソンが仕事を通じて培った経験やスキルを活かした社会貢献活動のことだ。経済発展が著しいアジア諸国で、そのプロボノ活動が急速に広がりを見せている。(特定非営利活動法人サービスグラント代表理事・嵯峨生馬)

特定非営利活動法人サービスグラントの嵯峨生馬代表理事

特定非営利活動法人サービスグラントの嵯峨生馬代表理事

会議に参加するのは、日本のほか中国、韓国、シンガポール、タイ、インド、サウジアラビアの各国。米国を中心に世界のプロボノムーブメントをけん引するタップルートファウンデーションも参加する。それぞれの国のユニークなプロボノの取り組みが次々と紹介される注目のイベントだ。

すべての団体をこの場で紹介することはできないが、見どころをいくつか紹介しよう。2008年の四川大地震以来、市民セクターが急拡大している中国。草の根のNPO組織は今や中国全土に300万団体存在すると言われる。

こうした中で、北京を中心に中国7都市にネットワークを持つ「恵沢人」という団体は、30社以上の企業と連携してプロボノ活動を展開している。主に、週末の2日間を使って集中して成果物を提供する短期型のプロジェクトが特徴だ。

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嵯峨生馬
サービスグラント代表理事
民間シンクタンクを経て、2001年、東京・渋谷を拠点とする地域通貨「アースデイマネー」を共同で設立。05年、NPO等の基盤強化をプロボノにより支援する「サービスグラント」を開始。09年にNPO法人化し、代表理事に就任。現在、東京・関西を拠点に約2,200人の社会人プロボノワーカーを集め、200件以上のプロボノプロジェクトを運営。著書に『プロボノ~新しい社会貢献 新しい働き方』(勁草書房)ほか。

2014年10月26日(日)21:20

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