社内を活性化するCSV マネジメント【世界を変えるCSV 戦略】

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株式会社クレアン 水上 武彦

CSV やCSR のマネジメント方法としては、大きくハード・マネジメントとソフト・マネジメントがあります。

ハード・マネジメントとは、組織的にアウトプットを管理するやり方です。CSV やCSR の場合は、社会の動向や期待、要請を理解してビジョンや長期目標を定め、それに基づき中期・短期の目標を定め、目標達成に向けてPDCA マネジメントを推進するというのが基本です。

欧米企業は、ハード・マネジメントを基本としてCSV を推進しています。典型的な例が、ユニリーバの「サステナブル・リビング・プラン」です。

サステナブル・リビング・プランは、「すこやかな暮らし」「環境」「経済発展」の3 つの重点課題を定め、各重点課題に対して、「2020 年までに10 億人以上がより衛生的な習慣を身につけられるよう支援します」などのビジョンを掲げています。

そして、各重点課題に関連する「健康・衛生」「食」「温室効果ガス」「水資源」「廃棄物」「持続可能な農業」「生活の向上」の7 項目についての目標、さらに「社員」の項目を加え、より具体的に落とし込んだ58 の目標の3 層構造となっています。

ユニリーバは、こうしたビジョンを打ち出すにあたり、有識者、消費者、NGO などとの対話を繰り返し、世界の潮流、社会のニーズをしっかり踏まえています。また、世界中のユニリーバのマネジメントとサステナビリティ専門家との間の議論を通じて今回のビジョンを策定していて、社内の納得性も高めています。

そして、毎年58 の具体目標の進捗状況をレポートで公表しています。それぞれの目標について、Achieved(すでに達成)、On-Plan(計画どおり進捗)、 Off-Plan(計画どおりは難しい状況)、 Missed(実現不可)の4 段階で評価し、正直に公表しています。

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2015年3月3日(火)12:13

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