「5」のつく日、JCBで東北復興支援[藤解 和尚]

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支援に関しては4年間で58団体、平均約300万円の寄付額だが、各団体にとっては苦しい中の支援で本当に助かったと感謝をいただいている。当然ながら中間支援団体である日本フィランソロピー協会を活用したことで支援先の選定が幅広く且つ公正に行われることが担保されたことは言うまでもない。

さて今回の訪問先は次の4つだ。陸前高田のSAVE TAKATAと、仙台市のキッズドア、名取市の社会福祉法人むそう、そして郡山市のペップ子育てネットワークである。

SAVE TAKATAは、米崎地区を中心に栽培される米崎リンゴの生産から加工、販売まで(6次化)を行い、さらに担い手づくりとして大学生や若年無業者への就農体験を提供、「農業の6次化+担い手づくり=7次化」を図り、農家の収入向上と就農者を創出する事業だ。

仙台市のキッズドアは、親の収入格差など生まれ育つ環境によって子供の教育格差につながっている現実に対して取り組む。子どもが将来への夢や希望を持てる社会の実現に向けて、高校受験サポートや卒業支援、被災による困難を抱える児童生徒向け学習支援、福島県の高校生対象の英語とITスキル獲得を中心とするキャリア教育、その他学習場所の提供なども地道に行っている。

「むそう」は障害のある人が生まれ育った地域で生活し続けるために彼らの年齢や環境によって様々な支援を提供している。生活介護での働くサービス提供、児童デイサービスでの障害児対象の療育、訪問看護の提供や震災直後から被災した障害者施設への車両寄贈など。

ほかにも、物資支援や、がれき撤去、事業継続のためのアドバイス等戸枝代表の多彩な活動に驚かされる。特に震災により祖父母や両親などの家庭の介助機能が著しく損なわれた家庭環境にある障害者に名取市で圧倒的に不足しているホームヘルプサービスを提供するためのトレーラーハウスを活用した施設を開所するために寄付金が活用されると聞く。

ペップ子育てネットワークは、発災後の低線量放射線環境下に生きる子どもたちのために地域の大人たちが子どもたちをどう守り、どう育てていくかを考え、それらを実践するために小児科医の菊池先生が郡山市、教育委員会、医師会等と連携して取り組んでいるもの。「PEP Kids Kooriyama」を運営、無料提供しており、利用者は100万人を超えたという。

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2015年3月17日(火)16:39

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