「5」のつく日、JCBで東北復興支援[藤解 和尚]

施設で子どもたちと遊ぶプレイリーダーの育成や臨床心理士による相談会の毎月開催などハード、ソフト両面の支援を行っている極めて先進的な取り組みを行っている。一方、利用者が多く今秋に施設のリニューアルを予定しているが、現時点では市からの予算手当がなく、企業や個人の寄付に頼らなくてはならないことに頭を痛めている。

さて、最後にJCBの今後の取り組みについて触れておきたい。当初5年間と決めた施策は現在実施中の2015年5月で一区切りとなるが、被災地の現状はまだまだ支援を必要としている。今回の支援先訪問もその様な現地の実情を直に把握するためのもので、継続実施を経営会議にて議論する際にも役立った。議論を重ねた結果、3月中旬の経営会議で2020年に向けて毎年、議論しながら進めていくことが決定した。

本年度分を含め、今後は「広く、浅く」から、支援先との交流を通じてJCBが支援する必要性や社会的意義の評価を軸に選定し、継続的に支援するコンセプトに切り替えていくことになろう。CSR室も従来以上に支援先との協業を図り、顔の見える支援にしなければならない。また、この取り組みを広く知ってもらうことも課題でもある。

本コラムをお読みいただいた読者で、JCBカードをお持ちの方には、5月25日までの「5」のつく日には是非、JCBカードを使って東北復興支援を後押ししていただければ幸いです。

最後に未曾有の大震災を忘れることなく、国民的課題として取り組みを続けていくことの意義に異を唱える人はいないだろう。しかし、具体的な活動が伴わなければ風化も進む。一人ひとり、何が出来るか?何をすべきか?を考え、小さなことでも実行したい。それはまた将来世代に対する、現世代の責務でもあると思う。

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2015年3月17日(火)16:39

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