政治に世代ダイバーシティを[三輪 昭子]

3月23日のプログラムについて、もう少し具体的に述べることにします。会議の午前は「船に乗って名古屋港を見学」と横のつながりをつくる「場創りセッション」、午後は「愛知・名古屋から新たな魅力を発信しよう」という大きなテーマのもと「防災」「ビジネス」「観光」「まちづくり」「環境」「交通」「国際」の各グループに分かれてディスカッション。それらを取りまとめ、発表となります。

その発表には名古屋副市長を始めさまざまな方に評価していただき、最後に全員でこれからの目標を表明し合う「クロージングセッション」につなげていきます。参加することで地域のことを考えるキッカケになります。それよりも、熱い仲間に会うことができます。

ところで、子どもの権利条約が2014年で25周年を迎えました。ここでいう「子ども」とは、18歳未満を指します。そして、この権利条約は世界中の全ての子どもたちがもっている権利を定めたもので、1989年国連総会で採択されました。日本は1994年9月22日、批准を行いました。その結果、国内法においても、この権利を守らなければならなくなったのです。

その子どもの権利条約には12条から16条までの規定において「意見を表明する権利」「表現の自由」についての権利について定められています。名古屋わかもの会議は、中学生、高校生、大学生、大学院生、またはそれに準ずる年齢の方を対象としています。自分たちの考えを率直に発信できるような愛知・名古屋へとなるのを、希望しています。

この名古屋わかもの会議の活動をサポートする身としては、このような活動を続けるだけの単なるイベント屋にならず、さまざまな意見を蓄積し、効果的に社会へと発信し、未来の地域、ひいては日本を変えていける基盤を創って欲しいと期待しています。政治に世代ダイバーシティを実現できる土壌がここからできて行き、ある意味教育現場のような役割をしていくのではないかと、イメージしています。

この名古屋わかもの会議は、名古屋だけでなく、東海、そして日本全国から「名古屋」、「地域」に対して想いを描く人々が集う「第3回わかもの会議」は3月16日までの募集を延長し、21日まで参加者を募集しています。

開催概要
日程:2015年3月23日(月)10:00~17:45(開場は9:30)
対象:中学生・高校生・大学生・大学院生、またはそれに準ずる年齢の方
受付場所:名古屋港湾会館第1会議室 
応募締切:3月21日
参加費:中学生・高校生500円 大学生・大学院生1000円

名古屋わかもの会議facebook: https://ja-jp.facebook.com/nagoya.youth.confference

「第3回名古屋わかもの会議」の応募フォームは以下から
https://docs.google.com/forms/d/1rkpOafnewML8H1opGHkPpa12SyD18YhmYGDF8T296L0/viewform?edit_requested=true

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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