「たった2日だけの商店街」、和歌山の未来を予感

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■「招待制」で出店者を厳選

雑貨や飲食など、和歌山県内を中心とする厳選された約50店舗が出店

雑貨や飲食など、和歌山県内を中心とする厳選された約50店舗が出店

2年目となる今年は、10月22日、23日に開催。家具・雑貨・アクセサリーから、和歌山名産の梅干しやシラス、ベーカリーやフレンチ、飲み物はクラフトビールやワインまで、和歌山拠点を主とする約50店舗が出店。昨年に続き、実行委員で協議を重ね、厳選した店舗に出店を依頼する「招待制」を貫き、理想の商店街をつくりあげた。

今年は、出店者を県内に限定せず、一部は東京や大阪、兵庫からも出店した。昨年、店舗同士がつながり良い相乗効果が生まれたことから、県外店舗の参加で和歌山の文化水準を底上げすることが狙いだ。

22日は昼過ぎから雨に見舞われたが客足は絶えず、翌23日は雨もあがり大盛況。小さな子連れ家族から、地元の高校生や大学生、賑わいを聞きつけた近隣の年配層まで、約1万人が来場した。大阪や東京など、わざわざARCADEを目掛けて訪れたという県外来場者も多い。

和歌山で農家をしながら加工食品の製造販売を行うFROM FARM代表・大谷幸司さんは「来場者も、出店者である私たちも、企画を運営する人たちも、一人残らず心から楽しんでいた。これからの街の可能性を感じる2日間となった」と話す。

兵庫県からの出店者BOOKS+kotobnanoie 代表・加藤博久さんは「ARCADEの運営に関わっている人たちは、本当に良いものを届けたいという澄んだ想いの人ばかり。だから出店者も来場者も、この場を『ハレの日』と捉え、背筋を伸ばしオシャレをして、積極的に臨んでいる。人と人が真摯に向き合った、とても心地の良い空間がここにある」と語った。

海南駅をバックにした舞台の上には、代わる代わるDJが立ち、初日夕刻はGOMA、最終日はsmall circle of friends/ SCOF4、総勢約20人のアーティストたちが音とともに会場を盛り上げた。楽しそうな大人たちの姿、幸せそうにはしゃぐ子どもたちの姿が印象的だ。

ARCADEは来年も海南駅前で開催が予定されている。不定期発行のオリジナル新聞「タブロイド」では、和歌山の生産者やお薦めの店の情報、働く大人たちの魅力を知ることができる。タブロイドは、ARCADE運営に関わった店舗の店頭や、サイトからPDF版をダウンロードして入手できる。

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2016年10月27日(木)12:21

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