サステナブル経営を支える人的資本をどう評価するか?

財務諸表と人的資本

ワークショップは、社員を資本ではなく経費と捉えている典型的な企業のバランス・シートを検証することから始まった。

「バランス・シートを見れば、企業が社員にどのような価値を置いているか分かる。製品をつくるのも社員だし、それを売るのも社員。社員がいなければビジネスは成り立たない。じゃあ財務諸表のどこに社員を入れればいいのか」とシャルマー氏は問いかけた。

「ローリスク・ハイリターンの最強のポートフォリオとは、人材を資本と捉え、能力の成長に投資することだ」(ステフ・シャルマー常務取締役)

そういう企業の例は、フォーチュン誌の「最も働きがいのある会社ベスト100」に掲載されている。ラッセル・インベストメント・グループの調査によると、ベスト100社のポートフォリオは株価よりも2倍ほど指標を上回るアウトパフォームで、従業員への投資は財務的観点からも有益だと考えられている。

 

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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