私たち大人が、いますぐやるべきことは、ただ一つです。
「一人ひとりの子どものいいところを発見し、エネルギーの原動力を見つけ出し、自分で考え自らの力で動き出す力を育む」ということ。
日々子どもと直接に接する親や教員はもちろん心していかなくてはならないです。
大学は、教育と社会の架け橋となって学生を社会に送り出す立場として、企業は、働く人として若者たちを迎える立場として、人材育成に先行投資していかなくては立ち行かなくなることは目に見えています。
行政にとってもいきいきと仕事をする人つくりの仕組みを早急に作らなくてはならないことは喫緊の課題なはずです。
誰か任せにすることなく、企業、行政、学校、NPO、大学、様々な地域の団体が思いを一つに一緒になって、それぞれがわくわくエンジンを全開に、子どもたち一人ひとりを大切に誇りに思いながら育んでいく。
ご一緒に手を取り合ってまいりませんか。その幸せは、必ず私たちに戻ってくるはずです。
一億総活躍社会がスカスカの政策にならないように、一人ひとりが本当の意味で、力を発揮して活躍していくために一人の子どももこぼれ落ちることがないように、これまでないがしろにしてきた意欲を育むという内的育成に国をあげて、力を注ぐ時がきています。
一刻の猶予もありません。
子どもたちは、毎日育っています。
今年、生まれた赤ん坊は、20年後二十歳に。
今年、小学校に入学する1年生は、14年後二十歳に。
小学校を卒業する6年生は、8年後二十歳に。
今年、中学校を卒業する中3生は、成人が18歳と制定されれば3年後には成人式を迎えることになります。
わくわくする大人とわくわくする子どもそれぞれの原動力が響き合う、
そんな温かで活力溢れる社会を、私たちおとなが率先して作ってまいりましょう。
毎年やってくる成人式が、本当の意味で日本中のハッピーなお祝いの日となるように。
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