水と塩で発電するマグネシウム電池の製品化進む

すっきりしたデザインで家庭にもなじむ「MIZUSION」
すっきりしたデザインで家庭にもなじむ「MIZUSION」

化石燃料に頼らず、水と塩を使って発電するマグネシウム電池を使ったLEDライトなどの製品が続々発売され、注目されている。日立マクセルは水と塩だけで約80時間連続点灯するLEDランタンを1月25日から発売した。マグネシウム電池を使った製品は、古河電池や藤倉ゴム工業(東京・江東)でも開発され、2016年にそれぞれから非常用電池が一般販売されている。どちらも海水や雨水を入れるだけで、携帯電話などを充電できる。(箕輪 弥生)

日立マクセルが発売したLEDランタン「MIZUSION(ミズシオン)」は、その名の通り、水と塩を入れるだけで発電し、80時間連続で明かりが灯る照明器具だ。ランタンに組み込まれたマグネシウム合金「パワーバー」が陰極、空気中の酸素が陽極、加える塩水が電解液の役割を果たし発電する。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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