第12回:ミレニアル世代から突き付けられるパラダイムシフト

ミレニアル世代が求める上司像は、「自身のスキルや強みを発展させ最大限に伸ばしてくれる存在」だ Image Credit:ITU Pictures

『ミレニアル世代の人材に適応するために、組織と人事部は大きく変化を遂げる必要がある』

かつて世論調査企業ギャラップのジム・クリフトン会長が、米ワシントンDCで開催された全米人材マネジメント協会主催の会合で講演を行い、若い世代のための職場づくりについて語っていました。

ギャラップの調査によると、ミレニアル世代はエンゲージメントの高い従業員の割合が他の世代と比較して僅差ではあるものの低いという結果が出ています(28.9%、全体では31%)。ギャラップは、エンゲージメントの高い従業員を「仕事と職場に積極的に関与する熱意ある人材」と定義しています。つまり、エンゲージメントが低い志向の従業員世代を迎えるということは、企業・組織として、その発展が危ぶまれることになりかねません。

今後、企業・組織はもとより、社会を支えるのはミレニアル世代へと移行している中、私たち先人や企業・組織を牽引する立場の経営陣には、大きな社会問題や経営課題としてエンゲージメントのあり方やその仕掛け・仕組みのパラダイムシフトが求められます。

クリフトン会長は、64歳。彼自身はベビーブーマーですが、こうも述べていました「ミレニアル世代は、私の世代より優れた働き手になると思う」

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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キーワード: #CSR

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