経産省、エコカー補助金7日で終了

経済産業省は9月8日、エコカー補助金の申請受け付けを取りやめると発表した。駆け込み需要で予算がなくなったためで、9月末の期限を3週間残して終了した。エコカー補助金制度は、燃費性能など一定の基準を満たした新車を対象に、1台当たり5万~25万円を支給する仕組み。

この制度は予算総額約5800億円で、約1年半の間に約453万台分が申請された。9月7日の申請額が約92億円に上り、予算残高は約10億円に減少。8日申請分がこれを上回った。そのため補助金支給を7日申請分で打ち切り、不公平を避けるため8日申請分には支給しない。エコ基準を満たした車の自動車重量税と取得税を減免するエコカー減税は2012年春まで継続される。(石井孝明)

経済産業省 プレスリリース

editor

オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

執筆記事一覧
キーワード:

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..