持続可能経営における「ゴール」「ターゲット」の違い

ボルボ(スウェーデン): 2019年以降の新規販売車種すべてにモーターを搭載する(ハイブリッドカーやプラグインハイブリッドカーも含む)。

スターバックス・コーヒー・ジャパン: 2020年までにペーパーカップをはじめ使用する主な紙をFSC認証紙や再生紙を使用したものにする。

ナイキ(米国): 2025年までの再生可能エネルギー100%事業運営に向け、主要事業分野で25%のCO2削減。100%の契約工場が同社独自の労働慣行調達基準においてブロンズ以上を獲得する。税引き前利益の1.5%をコミュニティ投資に回す。

マークス&スペンサー(英国): 2025年までに食料廃棄を半減。2025年までに衣料の原料の25%をリサイクル可能なものにし、リサイクル衣料が売上高全体に占める割合を25%にする。
参照記事(英文)はこちら

■ゴールとターゲットは意味と役割が違う

これらの「ターゲット」トの共通点は、具体的な達成目標年と、数字が入った目標を盛り込んでいることだ。日本ではまだ理解が進んでいないが、ゴールとターゲットは意味と役割が違う。ゴールは、いわば「あるべき姿」であり、「めざすべき到達点」。ターゲットは、到達点に至るまでのマイルストーンだ。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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