渓流沿いに佇むエコ旅館の歩み

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「別邸 仙寿庵」のアイコン的存在である月形にカーブした廊下。大きなガラス窓はUV加工が施され、自然との一体感を感じる

日本国内には未だ2軒という「グリーンキー」ラベル取得の宿泊施設。かつては4軒のメンバー施設がラベルを取得していたものの、東日本大震災、福島の原発事故による影響もあり脱会。現在は2軒に留まっていた。しかし、積極的なアプローチの甲斐もあり、約3年がかりで新規メンバーが増えた。(せきねきょうこ)

グリーンキーとは、約100の国際基準について認証審査を受け、基準を満たした施設に与えられるエコラベル。現在40の国と地域、2千の施設が取得する世界的レベルの広がりを見せている。

日本で3軒目の宿としてグリーンキーのラベル取得となったのは、日本百名山の名峰、谷川岳の山麓に佇む高級旅館「谷川温泉 別邸 仙寿庵」だ。

谷川温泉は水上温泉郷のひとつとしてあり、歌人・若山牧水が愛した温泉としても知られている。迫力のある山と四季折々の美しい情景を魅せる森に囲まれた宿は、ロビー・ラウンジから、広大な庭園を通して谷川岳連峰が見える。自然との一体感は、良質の温泉と共に滞在する者の心を癒してやまない。

江戸墨流しの手法を採り入れた天井や漆喰の壁、京土壁、特殊な手隙の和紙遣い、美しい透かし組子の障子など、独特な館内の意匠デザインも人気の一つである。

 

※この続きは、オルタナ54号(全国書店で発売中)掲載の『世界のエコホテル巡礼』でご覧ください。

 

文・写真:せきねきょうこ

せきね・きょうこ フランス、スイスでの学生生活&職業キャリアとネットワークを生かし94年ジャーナリズム界へ。日本のホテル旅館も含め世界で取材。連載、著書多数。

2018年11月16日(金)17:54

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