サントリーは100%再生素材、NGOも一定評価
サントリーホールディングスも2030年までに、すべてのペットボトルを再生するシステムを構築する方針を明らかにした。ペットボトルには、再生樹脂を6~7割使い、不足分は再生可能な植物由来の樹脂で賄う方針だ。このシステムを確立するために、500億円規模の投資を同社や関係企業と行う。
製品の回収について、広報部の長門祐也氏は、「省庁や自治体、業界全体で連携して仕組みを構築していく」と話した。
一方、環境NGOの間では、ペットボトルの使用は減らし、マイボトルを増やそうと主張する団体が多い。グリーンピース・ジャパン(GPJ)もその一つで、マイボトル給水機の設置を増やすキャンペーンを展開中だ。