さらに、気候変動に起因する病気の負担の90%近くを5歳未満の乳幼児が負っていると指摘。気温、降水量、湿度の変化が、命に関わる病気を媒介する蚊の繁殖と生存に直接影響を及ぼすとした。一方こうしたリスクの予測機能を向上させ、現場の保健員やシステムへの支援により病気の広がりや感染メカニズム、経路を断つことが必要だとした。
ユニセフのゴータム・ナラシムハン気候変動・エネルギー・環境上級アドバイザーは「災害に対する脆弱性の低減や水資源の管理の改善、環境の持続可能性を犠牲にした経済発展が起こらないようにするなどの解決策に全力を尽くすことが、子どもたちに対する私たちの義務だ」と述べている。
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