味の素・西井社長「食と健康の課題解決で成長を」

ESG(環境・社会・ガバナンス)課題では、「気候変動」「資源循環型社会構築」「サステナブル調達」の3点を挙げた。

気候変動対策では、2030年までに温室効果ガスを50%削減、水使用量を80%削減する目標を掲げた。資源循環型社会構築では、2030年までにプラスチック廃棄物ゼロ化、2025年までにフードロス50%削減することを目指す。

西井社長は「将来の企業価値を創造する人財に対する投資を増やすと共に、多様性の観点で2030年までに女性取締役とライン責任者の30%を女性にする」と強調した。

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室井 孝之 (オルタナ総研フェロー)

42年勤務したアミノ酸・食品メーカーでは、CSR・人事・労務・総務・監査・物流・広報・法人運営などに従事。CSRでは、組織浸透、DJSIなどのESG投資指標や東北復興応援を担当した。2014年、日本食品業界初のダウ・ジョーンズ・ワールド・インデックス選定時にはプロジェクト・リーダーを務めた。2017年12月から現職。オルタナ総研では、サステナビリティ全般のコンサルティングを担当。オルタナ・オンラインへの提稿にも努めている。執筆記事一覧

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