廃棄漁網がボタンに、海洋プラを再資源化

アパレル資材だけでなく、廃棄漁網を原料にナイロン繊維を製造する技術開発も併行して推進。ナイロン100%の長繊維も試作段階であり、量産化に向けた開発を進めている。

同社は「廃棄漁網やエアバッグ端材を単にリサイクルするだけではなく、素材の付加価値をさらに高める材料開発・用途開発を推進し、サーキュラーエコノミー(循環経済)の推進や海洋プラスチック削減といった具体的な取り組みをこれからも推進していく」としている。

同社は「廃棄物を原料とした、素材メーカー」として独自の技術開発を行い、オフィスなどでの使用済みカーペットタイルから合成樹脂素材を高効率で取り出すことに成功。さまざまな廃棄物から化学素材を精製し、再資源化する取り組みを進めている。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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