持続可能なSDGs消費とは何か(笹谷 秀光)

■SDGs経営と消費者志向経営
消費者庁は「消費者志向経営」を推進している。一定の要件のもとで自主宣言する(2019年8月末現在、同社を含め116事業者が宣言)。消費者庁ではSDGs も意識しており、この言葉とともに「サステナブル経営」という愛称を活用している。

消費者志向経営の取組を周知・広報し、消費者に広く認知してもらうため、消費者志向経営ロゴマークが作成されている。消費者志向自主宣言を公表し、かつ消費者庁ウェブサイト内の推進組織ウェブページに掲載されている事業者が使うことができる。

消費者庁のサイトを見ると、消費者志向経営では消費者との間で持続可能なライフスタイル構築に向けた様々な「協創」が行われていることがわかり、SDGsターゲット12.7に寄与する仕組みである。

消費者志向経営のロゴ(消費者庁HPより)

■当面の笹谷の活動 拙著『Q&A SDGs経営』発刊記念
2020年6月9日(火) 13:30~16:30 金融ファクシミリ新聞社セミナー
『Q&A SDGs経営』発刊記念特別講座・SDGs経営時代の企業サバイバル戦略―【経営層、中堅幹部限定】、SDGs実践のツボ早わかり―
(場所)東京東京都中央区日本橋小網町9-9 小網町安田ビル2階
電話 03-3639-8858

sasaya_hidemitsu

笹谷 秀光(CSR/SDGsコンサルタント)

東京大学法学部卒。1977年農林省入省。2005年環境省大臣官房審議官、2006年農林水産省大臣官房審議官、2007年関東森林管理局長を経て、2008年退官。同年~2019年4月伊藤園で、取締役、常務執行役員等を歴任。2020年4月より現職。著書『CSR新時代の競争戦略』日本評論社・2013年)、『協創力が稼ぐ時代』(ウィズワークス社・2015年)。『 経営に生かすSDGs講座』(環境新聞社・2018年)、『Q&A SDGs経営』(日本経済新聞出版社・2019年)。 笹谷秀光公式サイトー発信型三方よし 執筆記事一覧 

執筆記事一覧
キーワード: #SDGs

お気に入り登録するにはログインが必要です

ログインすると「マイページ」機能がご利用できます。気になった記事を「お気に入り」登録できます。
Loading..