ロート製薬、農業・医療・教育など社会に種まき続々

■オルタナ本誌60号 TOP INTERVIEWから

「いまの時代、未来の世代に投資しないという選択肢はない」ーー ロート製薬の山田邦雄会長はこう言い切る。製薬会社でありながら、農業や教育など持続可能な社会をつくるために様々な領域に進出する。その狙いを聞いた。(聞き手・森 摂=オルタナ編集長、池田 真隆=オルタナS編集長)

東日本大震災で経営の社会性の重要さをより実感したと強調する(撮影:高橋 慎一)

農業も医療も全ては「健康」へ

ーー ロート製薬は有機農業にも取り組んでいますが、製薬会社がなぜ野菜を作っているのですか。

よく、なぜ薬だけでなく野菜も売っているのかと聞かれますが、当社のなかでは、薬も野菜もつながっています。

製薬会社として薬で健康を追求してきましたが、病気を治すには人間の自己治癒力を高めることも重要です。免疫力を高めるには、食べ物が大いに関係します。

添加物を加えた食べ物ではなく、農薬や化学肥料を使わない地産地消の有機農業こそ健康に直結すると考えました。

当社は約10年前から有機農業に取り組み、沖縄・石垣島や奈良県宇陀市で行っています。宇陀は創業者の故郷であり、「薬草栽培の発祥の地」とされています。

そこで作った野菜は商品化して、地元の小売店で販売していますが、将来的には地域の経済を回せるほどの存在にしていきたいのです。

*この続きは雑誌「オルタナ」60号(第一特集「循環経済(サーキュラーエコノミー)はR(リサイクル)よりもR(リデュース)」、3月30日発売)に掲載しています。

2020年5月8日(金)17:58

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