アフターコロナは、そのような背景もあり、ライトブルー人材が求められると考えている。
それは、従来いわれていたホワイトカラー、ブルカラーといった二分された働き方ではない。
むしろ、情報をインプットし、付加価値をつけ情報をアウトプットするホワイトカラーは、AIに一番代替されやすい。むしろ、コロナのなかでエッセンシャルワーカーとして取り上げられた職種はAIには代替されにくいだろう。しかし、その両者もAIに置き換わる可能性はあることを踏まえるとそのそれぞれの中間に位置する「情報」と「現場」を理解したライトブルー人材としての働き方が求められていくのだろう。
第一弾:コロナは働く意識や働かせ方にどう影響を与えたかhttp://www.alterna.co.jp/31600
◆西村 英丈(OneHR共同代表/HRテクノロジーコンソーシアム理事/東京ビエンナーレ2021 エリアディレクター)
1300名のコミュニティを有する人事業界有志団体「OneHR」にて、「組織」と「個人」のサステナブルな成長を両立させる「HR版SDGs」を策定。昨年、発表をし、大きな反響を呼ぶ。また、HR版SDGsを実行する「次世代令和型人事部モデル」を経産省メンバーとともに大企業からスタートアップ企業の幅広い企業群の人事・SDGs推進者と策定。共著「トップ企業の人材育成力」(さくら舎)サステナブルブランドジャパン コラム連載「次世代の人事部モデル(サステナブルな人事部門への変革について)」など。