プラと端切れをTシャツに再生(フランス)

100回使えるリユース包材

ポリテス創業者のクレマン・ペルティエ氏 ©Clément Pelletier/Polytesse

Tシャツとトレーナーは、ポリエステルとリサイクルコットンが半々。靴下はコットン50%、ポリエステル47%、その他3%。トレーナー1枚にペットボトル25本、Tシャツ1.5枚分のコットンが使われている。

ブランド名を書いたラベルもリサイクル布、製品につける紙のラベルはリサイクルペーパーに植物の種を入れ込んだものだ。捨てずに土をかぶせると芽が生えてくる。

ネットで受けた注文品は、リユース包材を使うフランスの業者が配送する。受け取り人が送料負担なしの包装袋を配送業者に返送すると100回まで使えるという。

国内製造なので、工場から消費者の元に届くまでの距離は通常の衣類の10分の1で、カーボンフットプリントは少ない。水消費量は9割、エネルギー消費量は7割少ないという。

インターネットで予約販売を開始したところ、目標数の3倍の注文があった。資源を枯渇させないために、ポリテスのような衣類を買う人は今後増えてくるだろう。

*そのほかの世界のソーシャルビジネスは雑誌「オルタナ」61号(第一特集「新型コロナと持続可能性」、6月30日発売)に掲載しています

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