ハチドリ電力、異常高騰分の電気料金を自社負担に

昨年末から起きている電力市場の価格高騰に対して、実質100%自然エネルギー由来の電気を供給している電力サービス「ハチドリ電力」では、高騰分の電気料金をすべて自社で負担すると発表した。菅首相の2050年カーボン実質ゼロ宣言などで自然エネに移行する機運が高まっている中で、同社の田口一成社長は「この流れを止めてはいけない」と経営判断を下した。この決定により、同社では最低でも数千万円の損失を見込んでいる。

ハチドリ電力を運営するボーダレス・ジャパンの田口社長
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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