2020年の難民認定47人、NGOが制度の改善訴え

出入国在留管理庁は3月31日、「令和2年における難民認定者数等について」を発表し、2020年の難民認定数は47人だったことを明らかにした。2019年の難民認定数は44人だった。日本に逃れてきた難民の支援を続ける認定NPO法人難民支援協会(東京・千代田)は、「難民申請者の送還を可能にする規定を含んだ入管法の改正案を強く懸念している。最優先すべきは、送還の促進ではなく難民認定制度の改善だ」と訴える。(オルタナ編集部)

トルコ南部の町に避難したシリア難民の親子。国境を渡る際、地雷の被害にあい両足を失ってしまった(フォトジャーナリスト=川畑嘉文)
yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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