森林と人権で格付け、日清、花王などが最低評価

環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワークは4月27日、森林破壊と人権の分野で企業の格付けを行った。対象となったのは、大手消費財企業と銀行の17社だが、調査の結果、「サプライチェーンや投融資で森林破壊と人権侵害を止めるために適切な措置を講じている企業と銀行は一社もない」と結論付けた。日本企業の日清食品ホールディングス、花王、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が評価対象になったが、いずれも最低ランクだった。(オルタナS編集長=池田 真隆)

レインフォレスト・アクション・ネットワークが発表した森林破壊と人権の二分野で評価した企業ランキング クリックで画像が拡大します
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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キーワード: #ビジネスと人権

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