軽視された「赤道原則」:化石燃料など200件に融資

自然環境や地域社会に多大な悪影響を与えかねない石油・ガス開発、鉱山開発、発電所建設、ダム建設への融資を自己規制する「赤道(エクエーター)原則」の加盟金融機関が2016年以降、同原則に反しかねない200件の融資を実行していたことがNGOの共同調査で分かった。赤道原則が軽視された実態が浮き彫りになった形だ。(オルタナ編集部)

この共同調査は、350.org Japan、Fair Finance Guide Japan、国際環境NGO FoE Japan、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、メコン・ウォッチ、気候ネットワークによるもの。

画像提供:バンクトラックのレポート「Equator Compliant Climate Destruction(エクエーター遵守を謳った気候破壊)」表紙
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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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