民間調査会社のメディアインタラクティブは30日、全国の男女500人を対象とした省エネと節電に関する実態調査結果を発表した。節電方法について複数回答可で質問したところ「電気をこまめに消す」を挙げる人が84.4%と最も多く、省エネにかける予算についての質問では「5千円から1万円以内」を選ぶ人が全体の4分の1に達した。
調査は27日から30日までインターネット上で実施。節電方法では他にも「使わないコンセントを抜く」(59.6%)「冷房の温度を上げる」(52.6%)など、簡便な手段が上位を占めた。
また1年以内に購入したい節電商品としてLED電球(30.6%)や扇風機(16.9%)、省エネ型テレビ(5.6%)に人気が集まる一方、購入予定はないとする人も53.2%に上った。(オルタナ編集部=斉藤円華)2011年5月31日