ピンキーリングで女性の命救う、国際協力の今

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チャリティーピンキーリングは、S、M、Lの3サイズ。東日本大震災の被災地支援リングも販売している

「国際協力の日」である10月6日と7日、国内最大の国際協力イベント「グローバルフェスタJAPAN2012」が日比谷公園(東京・千代田)で開催された。NGOや国際機関、一般企業など273団体が出展し、約10万人が来場した。

グローバルフェスタは、外務省、国際協力機構(JICA)、国際協力NGOセンター(JANIC)の共催で開催している。今年のテーマは、「Think Global, Think Green 世界を変えよう。未来をつくろう」。

■ 色とりどりのリングで途上国支援

ひときわ若い女性でにぎわっていたのは、国際NGOジョイセフのブースだ。ジョイセフは、ピンキーリングを1個350円で販売し、そのうち100円を途上国の女性支援に充てる「ガール・ミーツ・ガール・プロジェクト」を展開している。

ジョイセフによると、途上国では毎日約800人の女性が妊娠や出産が原因で命を落としているという。そこで同プロジェクトでは、タンザニア、アフガニスタン、ザンビアで、クリニック施設の改善や清潔な分娩台、分娩に必要な医療用具を提供するなどの支援を行っている。

この小さく可愛らしいリングは、ピンクと紫、エメラルドグリーンとゴールドなど2層のデザインになっている。一色は自分、もう一色は途上国の女性を表し、日本と途上国をつなぎたいという思いが込められている。グローバルフェスタ期間中だけで400個以上を売り上げた。

■ 味の素、ユニクロら、企業も国際協力に注力

さらに、CSR活動の一環として国際協力に取り組む企業の出展も目立った。味の素は、1999年から「AIN(味の素『食と健康』国際協力ネットワーク)プログラム」を展開。国際協力NGOに資金を拠出し、貧しい人々が健康に暮らせるように支援している。助成総額は約2億円にのぼり、受益者は8万人に達する。

ユニクロは、グラミンユニクロの活動を紹介し、バングラデシュで製造・販売している商品を展示した。当日はユニクロ衣料だけでなく他社製品の古着回収も行い、2日間で約1000着の古着を集めた。集まった古着は難民支援や「全商品リサイクル活動」に役立てられる。

今回ワークショップを企画し、初めてグローバルフェスタに参加した楽天は、社員ボランティアによる社会貢献コンテンツ「ちょっといいことショッピング」を運営している。フェアトレード商品の普及を図ることで、社会に貢献していきたい考えだ。(オルタナ編集部=吉田広子)

2012年10月12日(金)10:00

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