グリーン天職バイブル2013

社員が元気になる製薬会社に

万協製薬株式会社

代表取締役社長 松浦 信男

当社のこだわり:社会から必要とされる会社に

万協製薬は、1960年に神戸市長田区で創業しました。その名の通り製薬がメイン事業ですが、最近は化粧品・健康食品の開発製造も行っています。

創業35年目の1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災の被災により本社、工場共に全壊して、翌年の1996年に三重県多気町で再操業しました。

当時、私は社長ではなく、取締役の一人に過ぎなかったのですが、顧客、社員そして父である当時の社長ですら、万協製薬の再開には、否定的で、私一人が必死で頑張って、再開しました。

震災後、会社のやり方を変えて、自社ブランドではなく、他社のブランドを助けるための受託製造業に転身しました。

当社では、このビジネスを「スキンケア・アウトソーシング・ソリューションサービス」と呼んでいます。

製薬会社で「サービス業」を自ら標榜したのは、日本で当社が最初です。

現在、国内外70社、200品目、年間1500万個の製品を出荷しています。

震災以来、考えてきたことがあります。それは「あのときなぜ、私の会社の人たちや顧客は当社の再開を望まなかったのか」ということです。

私は、それは万協製薬が、社会から必要とされていなかったからではないか、と思います。会社の存在とは、とどのつまり、社会が、その会社を必要とするかどうかであると強く、私は思います。

当社がなぜ、自社ブランドではなく相手先ブランド製造の会社に転身したかの答えもそこにあります。顧客から、「ありがとう」を言われることが、私の一番嬉しいことだからです。

つまり、私が、万協製薬を「人に必要とされる会社」にしたかったのです。詳しくは同名タイトルの本が出版されていますので、ご一読ください。

経営の志:社長が支える「逆ピラミッド型」組織

会社の主役は株主でも社長でもなく、社員です。

私はいつも「会社のために君がいるのではない。君のために会社があるのだ」と言っています。当社では一番が「社員」、その次が「お客さん」、最後が「会社」。社内には、漫画図書館やトレーニング用のリングもあります。

当社は、社長が君臨するピラミッド型組織ではなく、社長が下から社員を支える「逆ピラミッド型組織」を目指しています。

「万協製薬が、あって良かった!」と言ってくれる人が一人でも多くなるような会社にしていきたいですね。

当社がCSR活動をする目的も、社員の成長のためです。社員は自社の仕事だけでは成長しません。仕事以外のことで会社以外の人から認められることが必要なのです。

特筆すべきCSR活動:地元の高校生とコスメを開発

万協製薬では、地元の県立高校である相可高校生産経済課の生徒が作った高校生NPO法人「植える美―いんぐ」と協働して農業高校生が開発する「まごコスメシリーズ」を発売しています。

活動は2009年から他社協賛企業を巻き込みながら、今も継続して行われており収益の一部が、園芸福祉活動の資金にあてられています。

2012年には第9回パートナーシップ大賞グランプリを受賞しています。この賞は企業がNPOと協働してCSR活動を推進している優秀企業を表彰するものです。

経営者・個人として思うこと:利益至上でない会社の成功事例をつくる

さまざまなCSR活動を会社で進展していくうちに、そうではない「自社の利益の極大化」ばかり考える経営者の多さにうんざりしています。

私の標榜している「人に必要とされる会社」を作りたい! と思う経営者が、一人でも増えるように、私は経済的にも社会的にも万協製薬がもっと成功しなければいけないと思っています。

社会はなかなか手強く、一人ひとりの力では、変えていけません。だからこそ、「社会貢献力のある地域企業が地域社会を救う時代」なのです。

理想の社員像:コミュニケーション力と素直さ

万協製薬が社員に求める理想は6点あります。

①理想を持って仕事をすること:理想とは、理念や社訓を超える社会のあるべき姿を一人でも追求できる強い力の事を言います。会社は、個人が理想を追求できる素晴らしいものですが、本人に本気の覚悟がなければいけません。

②コミュニケーション力:自分の言葉で自ら発信して周りを明るくしてくれる人を求めています。

③リーダーシップ:当社では、3人単位のプチリーダー制度を持っていますが、リーダーシップのないただのワーカーを社員に採用したいとは思いません。

④個人能力を高める努力を常にすること:会社の成長とは、とどのつまり会社に所属する社員の成長のことだからです。

⑤素直さ:それがない人は成長できない、大事な要素です。

⑥組織の仕組みを向上させるアイデアを出せる人。

 

若手社員から1

松下 彬子
開発課
社歴:1年10カ月(2014年1月現在)

万協製薬に入社したきっかけは、知り合いの一言でした。私が三重県にいることを知った知人が、「面白い会社が三重にあるよ」と教えてくれました。些細なきっかけだったなと思います。そこから行動するかどうかは、自分次第です。

私は、日本中のどの会社を探してもいないような社長に出会い、企業理念が息づいている当社に惹かれました。この会社なら自分は頑張れる!と思い入社を希望しました。2年経ってもその想いは変わらず、新しい仕事もどんどんやらせてもらえるので、やりがいがあります。また、勤務外のイベントが多い事もあり、社員間のコミュニケーション力が高いなと感じます。話しやすさは仕事の効率にも関わっており、当社の強みだと思います。

就職活動中は後悔のない行動をと思うことが多いと思いますが、社会人生活も同じように楽しむことが必要だと思います。「やりがいのある仕事」ができるかどうかは自分次第です。沢山の人に出会い、いろんな話を聞いてみてください。未知の世界に触れることは、就職活動を越えて良い刺激になると思います。

若手社員から2

峯川 咲希
生産管理課
社歴:10カ月(2014年1月現在)

私が、働き始めて一番に感じたことは、人と人との距離が近いことです。入社して、1年も経っていませんが周りには頼れる人がたくさんいます。困ったときにすぐ声をかけてくれる人や、いつも心配してくれる人、そんな人ばかりです。万協製薬はイベントが多いため、普段仕事で話さない人とも話す機会があります。それが、助け合える理由になっているのかなと思います。

実際、入社したばかりの私がすぐに万協製薬に打ち解けることができたのはそういう場があるからだと思います。人に助けてもらうから、私も人を助けたいと思えます。人のために何かするという事が自然にできる会社です。

もうひとつ感じたことは、社長がとてもユニークな人だという印象がありましたが、社長だけではなく、面白い人が多いということです。なんでも笑いに変わっていってしまいます。会社に来るのも楽しくなり、毎日笑いっぱなしです。

助け合いが自然にでき、面白い人が多いのが万協製薬です。

会社データ

会社名(団体名): 万協製薬株式会社
住所: 三重県多気郡多気町五桂1169-142
業種: 医薬品・化粧品・健康食品の開発製造
資本金: 4000万円
設立年: 1960年
従業員数: 110名
前期年商: 20億620万円
ホームページ: http://www.bankyo.com

募集要項

求人者名: 万協製薬株式会社
所在地: 三重県多気郡多気町五桂1169-142
職種名: 医薬品・化粧品製造職、研究・開発職
職務内容: 医薬品・化粧品の製造作業、研究・開発業務
採用予定数: ①正社員 若干名
②契約社員 若干名
応募資格: 特になし
勤務時間: 8:45─18:00
休日・休暇 : 土日祝、年末年始(7日)、夏期(3日)
賃金: ①大学卒月給19万1000円
②時給800円から
就業場所: 同上(本社工場)
試用期間と
本採用までの
期間と両条件:
待遇・福利厚生: 雇用・労災・健康・厚生年金保険、通勤・住宅手当、退職金制度
備考: 無給インターン受け入れ可
応募方法: 問い合わせ先:
工場長・檜垣(ひがき) 
0598-37-2088 
postmaster■bankyo.com
※■を@に変えて送信
※「オルタナを見ました」とお伝えください
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