グリーン天職バイブル2013

幸せを目指す社会貢献の金融機関

城南信用金庫

理事長 吉原 毅

当法人のこだわり:銀行に成り下がるな

信用金庫は1844年にイギリスのマンチェスター郊外のロッチデールで生まれた協同組織運動がルーツです。当時のイギリスでは産業革命の進展により、貧富の差の拡大、道徳や倫理の衰退、人と人がバラバラになり、孤独になるなど、さまざまな問題がおきていました。

これらは一言で言えば、人のつながりよりも、お金が中心の世の中になったこと、つまり資本主義の矛盾です。こうした中で、協同組織は、人々がお互いに助け合い、人間としての幸せを取り戻すための組織として創られました。

株式会社は利潤追求を目的とし、株式を多く持つ人が物事を決める権限を持ちます。お金さえあれば自分の思うままに企業を動かせるので、株式会社が中心となる社会は、人よりもお金が重視されてしまう拝金主義、物神主義(マモニズム)の社会となってしまいます。

これに対して、私たちの協同組織は「人を大切にする、思いやりを大切にする」という相互扶助の精神が原点です。

運営にあたっては、出資金の多い少ないは関係なく、「一人一票」の平等な原則で、話し合いによって良識ある経営が行われます。信用金庫は、「儲かればいい」という銀行とは対極にある、地域を守って地域の人々を幸せにする社会貢献企業なのです。

経営の志:人を大切にする、思いやりを大切にする

私は、2010年11月10日に理事長に就任しました。そこであらためて経営方針について考えました。

信用金庫には協同組合としての使命、ルーツがあるにもかかわらず、戦後の自由主義、高度経済成長、金融自由化、バブル経済、金融ビッグバンなど、アメリカ主導によるグローバリゼーションが進む中で、信用金庫も、企業本位の業績主義、収益主義、成果主義に走り、銀行との同質化が進展してしまったと思います。

そこで今一度原点に回帰しようということで、皆で話し合い、新しいスタートを切ったのです。

信用金庫の3つのビジョンに基づき、「人を大切にする経営」「思いやりを大切にする経営」として、「お金や利益を重視する資本主義や、自由主義の行き過ぎにより生じた『貧富の差の拡大』『道徳や倫理の衰退』等の社会問題を解決し、助け合い、誰もが幸せに暮らせる社会を実現するために生まれた協同組織の地域金融機関」と信用金庫を位置付けています。

特筆すべきCSR活動:継続的な被災地支援

東日本大震災への対応としては、金庫として3億円を寄付、役職員とお客さまに呼び掛けた義援金も1億円を超えました。

震災後すぐに車で東北各地に向かい支援物資を届け、その後、ボランティア150人を派遣し、炊き出し等の活動を行いました。2012年1月からは、「移動図書館車」を購入し、6人の職員が1週間交代で仮設住宅を巡回しながら、被害者の方々の話を「傾聴」する活動を行っています。これまでに90班、540人の職員がボランティアに参加しました。また、被災した東北の信用金庫から、内定を取り消した学生を引き受けてもらえないかとの話があり、岩手の宮古信金から6人、福島のあぶくま信金から4人、合計10人を受け入れました。

経営者・個人として思うこと:原発に頼らない安心できる社会へ

企業は、人間と同じように社会によって生かされている存在です。それだけに企業は社会に感謝し社会に貢献していかねばならない。個人が生きているように法人も生きています。魂もあれば、理想もある。哲学だって、価値観だって、あるのです。

そうであれば、社会に役立つために、そして自らのビジョンを実現するために、必要な行動をとるべきではないでしょうか。いま、それが何かと言えば、「原発に頼らない安心できる社会」というビジョンを打ち出し、行動することだと思うのです。

理想の職員像:自分よりも他人のことを考えられる人

企業は何のためにあるのかということを私も日々考えながら経営に取り組んでいます。企業は金儲けのために存在していると考えている人がいるのも事実です。果たしてそうでしょうか。

日本初の「会社」は坂本竜馬の作った「亀山社中」です。竜馬が会社を作った動機は「新しい日本の国づくり」でした。竜馬には「列強に屈することなく、我が国が自立、発展できる道を開く」という強烈な「志」があったのです。

それだけに、私が社員に期待したいのは、自分のことよりも他人のことを考えられる人になって欲しいということです。自分のためでなく、お金のためでもない、「お客さまと仲間を幸せにしたい」「日本を元気にしたい」という熱い思いを持って、皆で意見を語り合い、共感と感謝の気持ちを持って、世のため人のために、誇りある活動を地道に継続できる、前向きで明るい人を求めています。

 

会社データ

会社名(団体名): 城南信用金庫
住所: 東京都品川区西五反田7-2-3
業種: 金融業
資本金: 出資金:548億円、預金量:3兆4432億円
設立年: 1945年
従業員数: 2142名
前期年商:
ホームページ: http://www.jsbank.co.jp

募集要項

求人者名: 城南信用金庫
所在地: 東京都品川区西五反田7-2-3
職種名: 総合職
職務内容: 金融業務全般
採用予定数: 未定
応募資格: 2012年3月卒業、
2013年3月卒業、
2014年3月卒業、
2015年3月卒業見込(大学院生、大学生対象)
勤務時間: 8:30─17:00
休日・休暇 : 土日祝、年末年始、年次有給休暇制度、長
期連続休暇制度、育児介護休暇制度
賃金: 大学院卒23万2000円
大学卒22万円
就業場所: 東京都、神奈川県
試用期間と
本採用までの
期間と両条件:
待遇・福利厚生: 通勤手当(全額支給)、時間外手当、世帯主手当、家族手当、保養所(軽井沢、今井浜、京都)
備考:
応募方法: 日経ナビ、マイナビ、当金庫採用ホームページ(www.jsbank.co.jp/saiyou/index.html)からエントリーを。
※「オルタナを見ました」と明記してください
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