グリーン天職バイブル2013

オフィスの紙をアイデアで再生

山陽製紙株式会社

代表取締役社長 原田 六次郎

当社のこだわり:職人が創る高品質な紙

当社は昭和3年(1928年)に紙の卸商として広島で創業しました。当時の紙は貴重品でしたが、創業者は「大切な紙をたくさんの人に喜んで使って貰う。それが自分に与えられた使命だ」との想いで紙の品質と小ロットの販売にこだわりました。

その後ご縁があって大阪の地で製紙会社を設立しましたが、その想いが現在も当社の「創業の精神」となって残っています。

当社では、紙創りに誇りを持った職人(技術者)が、お客さまのご要望にお応えするために小ロット生産の技術を磨いています。そして、常に高い品質の紙をお客さまにお届けして喜んでもらうことをモットーに、日夜励んでいます。

経営の志:設立50周年を機に環境配慮を強化

当社は会社設立以来、一貫して古紙を再生してきました。しかしながら、設立当初はパルプを原料とする紙に比べて再生紙は品質や機能面で劣っていると見られていました。そしてそこに働く者が引け目を感じることもありました。

しかし世の中が変わり、21世紀は環境の時代と言われ、再生紙に光が当たるようになりました。そんな時に会社設立50周年を迎え、経営理念を刷新し「紙創りを通してお客さまと喜びを共有し、環境に配慮した循環型社会に貢献します」という経営理念を打ち立てました。

紙を再生する事業は地球の貴重な財産である木材資源の使用を抑制して、地球環境を守る事業でもあります。経営理念の刷新を機に当社は地球環境を守ることに使命感を燃やし、環境に配慮した商品開発に力を注いでいます。

しかし、一方では製紙産業は大量の水やエネルギーを消費する、環境に多大な負荷を掛ける産業でもあります。そんな状況の中で私たちは商品開発のみならず、日々の事業活動や生活の中で少しでも環境への負荷を低減すべく、地道な活動を全社一丸で取り組んでいます。

特筆すべきCSR活動:地域・社内にエコ活動の輪、CSR室も新設

当社の横には男里川(おのさとがわ)という2級河川が流れています。経営理念を刷新した頃、当社の社員による自主的な川の清掃活動が始まりました。きっかけはホームページに載せる工場周辺の写真を撮ったことでした。

川の周辺の余りの汚さに自分たちで清掃を始めた若手社員の活動が最初でした。若手社員たちから徐々に活動の輪が広がり、毎月の第4日曜日の清掃活動は社員の家族を含めて近隣の人たちも参加するまでになりました。今では、地元の住民と共に汗を流し、交流できる貴重な場にもなっています。

これを機に社員の環境に対する意識も高まり、エコ検定(環境社会検定試験)の勉強を始める者が現れました。そして社内でお互いが刺激し合った結果、今では65%の社員がエコ検定合格者(エコピープル)となっています。

環境活動はCSR活動の一側面ですが、環境活動に積極的に取り組むことで、地球環境のみならず社会全体に対する責任も芽生えてきました。自社の社会的責任を自覚しながらそれにつれてCSRに関する知識の必要性も感じ、CSR検定合格を目指す社員も現れています。

そして2013年度から、社内にCSR室を設けました。東京2人、大阪2人でマーケティング部との兼務ですが、現在進めている独自ブランド「KAMIDECO」の構築を進めながらCSR活動を行うものです。

「KAMIDECO」は「紙でエコする」という意味からつくられたブランド名です。企業から排出されたコピー用紙をリサイクルして作られた100%再生紙を封筒、ノート、ハガキなどのステーショナリーに加工して、排出元に製品でお返しする紙再生サービスです。

マーケティング部がCSR室を兼務することで、市場のニーズをくみ取りながら企業価値を高め、新しいマーケットを開拓していきたいと考えています。

経営者・個人として思うこと:赤字は罪悪

現在日本には個人企業を含めて約420万社が存在すると言われています。その中の99%以上が中小企業です。そして従業員の数では就業者の70%以上が中小企業で働いています。

しかしながらその中小企業の80%以上が赤字企業であると言われています。そんな状況が当り前のように続くと、この日本はどうなるのでしょうか。中小企業経営者として最低限の社会的責任を果たすためにも、赤字は罪悪であると考えて経営に当たるべきであると考えます。

理想の社員像:当社の人事理念

①人を大切に
②自然を大切に
③物を大切に
④時間を大切に
⑤感謝の心を大切に

この人事理念の下に、素直で明るく、向上心のある方の応募をお待ちしています。

 

若手社員から

水本 秀春
マーケティング部CSR室 兼 営業部
社歴:中途入社2年8カ月(2014年1月現在)

経営理念があり、仕事の意義・目的が明確で、環境保護に資する役務・製品を提供しており、新しいことに挑戦可能な仕事を探していたところ、山陽製紙とご縁を頂くことができました。従業員も皆いい人で働きやすい職場環境です。大手企業では当然のさまざまな「制度」が不十分なところも散見されますが、CSR室を立ち上げましたので、かかる点の改善を行っていく予定です。

当社の魅力は、知識・情報を吸収しつつ、新たな仕事に挑戦し続けられることです。1つの部署、1つの仕事に拘束されることなく、横断的にいろいろと挑戦できるので、「マンネリ」とは無縁です。次はデザインと経理にも挑戦してみたいです。

顧客ニーズにお応えできる役務・製品をしっかりと作り上げ、そしてそれをわかりやすくお伝えするツールを作り、SNSや口コミなどで自動的に当社の役務・製品が広がっていく状態をつくりだすのが目標です。

 

 

会社データ

会社名(団体名): 山陽製紙株式会社
住所: 大阪府泉南市男里6-4-25
業種: 製紙業
資本金: 3000万円
設立年: 1957年
従業員数: 57名
前期年商: 9億5000万円
ホームページ: http://www.sanyo-paper.co.jp/

募集要項

求人者名: 山陽製紙株式会社
所在地: 大阪府泉南市男里6-4-25
職種名: ①営業
②マーケティング
③デザイン
職務内容: 営業、マーケティング、デザイン
採用予定数: 新卒1名
応募資格: ①②③を兼務できる方
元気で素直な方
勤務時間: 大阪8:45─17:45
東京9:00─18:00
休日・休暇 : 年間105日(当社カレンダーによる)
誕生日休暇あり
賃金: 当社規定により決定
(成長給、年齢給、その他手当)
就業場所: 大阪本社(同上)および
東京営業所(東京都港区大門1-4-10)
試用期間と
本採用までの
期間と両条件:
3カ月
待遇・福利厚生: 各種社会保険
備考:
応募方法: 問い合わせ先:原田千秋 
072-482-7201 
c-harada■sanyo-paper.co.jp
※■を@に変えて送信
※「オルタナを見ました」とお伝えください
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