グリーン天職バイブル2013

子どもたちも地域も地球も豊かに

株式会社ギンザのサヱグサ

代表取締役社長 三枝 亮

当社のこだわり:挑戦し続ける老舗でありたい

ギンザのサヱグサは明治2年に「唐物屋」と呼ばれる輸入雑貨商として築地居留地近くで創業しました。明治維新の開国直後、日本人が和服を着ていた時代のことです。

幸運にも文明開化の時代に後押しされるように発展し、大正時代には婦人用の大きなリボンが大流行し時代のトレンドを牽引、バーゲンデーという名で国内初めてのセール販売を開催しました。

昭和に入ると輸入雑貨商から徐々に洋装販売に特化してゆき、長い年月をかけて子ども服専門店へと変化していきました。今でもサヱグサの代表アイテムとなっているジャージー素材を使った革新的な子ども用ワンピースが生まれたのはこのころです。

いまは世界でも数少ない子ども服のスペシャリティストアというジャンルを確立し、幼少期の子どもたちにファッションを通じて色彩感覚や服を着こなす楽しさを伝えることを目指しています。

2014年に創業145年を迎えますが、歴史を紐解くとサヱグサの歴史は革新の歴史と言えるかもしれません。

よく「のれん」という言葉を聞きますが、時代の変遷に敏感で入れ替わりの激しい銀座という街では、「のれん」を守ろうとすると、すぐに時代に置いていかれます。

サヱグサは30数人の小さな会社ですが、過去の歴史や成功事例も大切にしながら、みんなで5年後10年後の新しい「のれん」をつくっていくこと、新しいサヱグサづくりに挑戦し続けていくこと、が最も大切な「こだわり」だと考えています。

経営の志:社会・文化とともに

会社の理念のひとつに「日本を代表する文化の街 銀座とともに歩んできたSAYEGUSAは、日本の子ども服カルチャーの発展、銀座の発展、そして持続可能性ある環境社会の発展を目指していきます。将来を担う子どもたちへ、豊かで健全な社会・文化を築き残すことがSAYEGUSAの使命と考えます」という文言が明記されています。

会社は経営の継続や社員の健全な生活を担うために相応の利益を上げなければなりません。しかし、利益のためなら手段を問わずということではいけません。

サヱグサでは、子どもたちが豊かな感性を育むためのファッションスタイルを発信するという文化性、事業が根ざしている銀座という街が魅力的であり続けられるようにという地域性、事業に伴い影響を及ぼす環境のことにしっかり配慮するという社会性、そのすべてを満たす事業や活動を進めていくうえに利益が生まれる経営が理想だと思っています。

特筆すべきC S R 活動:SAYEGUSA GREEN PROJECT

2012年から、「SAYEGUSA GREEN PROJECT」と題し、環境・社会貢献活動をスタートしました。

2013年からはすべてのセールスの1%を継続的に地球環境の保全などに役立てていく「1% for GREEN」も開始し、店舗でのグリーン電力営業の実施や、ワークショップ・グリーンアート展などを通じて、子どもたちへ環境の大切さを伝える活動を行っています。

ウェブサイト(sayegusa-green.com)では、さまざまな環境問題を小さな子どもたちにも分かりやすいイラストと文章でお伝えする「THINK GREEN STORIES」を掲載しています。リンゴのイラストをクリックすると表示されるウェブ絵本です。

日本の将来を担うのは子どもたちですから、彼らが環境意識を持つことこそ、とても大切だと考えています。

経営者・個人として思うこと:本当の「豊かさ」について

戦後日本は経済大国への道を一途に歩んできました。結果、世界における経済的な地位を手に入れ個人所得も増加しました。

しかし不思議なことに日本全体に「豊かさ」が感じられません。

いま個人として思うことは、エネルギー、食、労働、そして生活そのもののあり方など、これからの日本人が目指すべき本当の「豊かさ」を考えていく必要があるということです。

理想の社員像:すべてを見渡し当事者意識をもつ

目標達成に向けてすべてを見渡し当事者意識をもって臨める人が理想です。

まず、仕事はほとんどの場合他者・他事との関係が生じるものなので、自分の仕事の範囲ばかりを気にするのでなく、すべてを見渡し臨機応変に対応する力が必要です。

入社時のスキルや能力よりも、何より当事者意識をもって仕事上のハードルを乗り越えて行くことが大切で、この積み重ねが個人の成長にも繋がりますし、その結果会社の成長にも寄与することになります。

せっかく縁があって働く事になった方々に、会社を通して成長できたと感じて欲しいと思います。

 

若手社員から

井ヶ田 剛秀
経営管理室副室長 兼 CSR責任者
社歴:5カ月(2014年1月現在)

私は以前銀行に勤めていました。銀行では企業の良さをヒト・モノ・カネの観点でバランス良く判断することを教えられました。その観点で当社を見ると、

ヒト:伝統への誇りと挑戦する意欲(意志)を併せ持つリーダー、
モノ:自社らしさを第一とした商品づくり、
カネ:社会性や文化性を重んじるという信念の上でのみ追求する利益、

という良さがあると思います。

私が働いていて強く感じるのは、商売の仕方が「働きかけ」にあるということです。当社は、ヒトの部分を簡略化して効率を上げるよりも、人との縁、礼を大切にしています。そうすると自然と人の輪が大きく、そして密になり、結果として周囲の後押しを得ながら目指すゴールへの力となっていることをよく目の当たりにします。

社会に対して成し遂げたいものを持っている強い意志のあるヒトが発信をしていくことで、周囲の方に共鳴してもらえたり、支えてくださる方が大勢います。私も周囲への礼を忘れずに、縁があった方々、社会に貢献していけるヒトになっていきたいです。

会社データ

会社名(団体名): 株式会社ギンザのサヱグサ
住所: 東京都中央区銀座3-5-12
業種: 子ども服スペシャリティストア
資本金: 1000万円
設立年: 1869年
従業員数: 34名
前期年商: 11億2300万円
ホームページ: http://www.sayegusa.com

募集要項

求人者名: 株式会社ギンザのサヱグサ
所在地: 東京都中央区銀座3-5-12
職種名:
職務内容:
採用予定数: 不定期採用
応募資格:
勤務時間:
休日・休暇 :
賃金:
就業場所:
試用期間と
本採用までの
期間と両条件:
待遇・福利厚生:
備考:
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