記事のポイント
- 環境NGOがCOP28の「原子力発電3倍の宣言は幻想」と断じた
- 一方の「再生可能エネエルギー3倍」には120カ国以上が賛同した
- 両者を同等に語るのは気候危機対策のミスリードになると警鐘をならす
環境NGO3団体は12月13日、COP28の「原子力発電の容量を3倍にする」宣言を受けて会見を開いた。開催地のドバイに滞在するスタッフは「宣言は唐突感が否めず、ほぼ同時になされた再エネ3倍の合意とは比較にならないほど注目度も低い。両者を同等に語ることは、気候危機対策をミスリードすることになりかねない」と、警鐘をならした。(オルタナ副編集長・長濱慎)