味の素役員に聞く、挑戦しやすい組織風土のつくり方

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オルタナは2月2日(金)12:10~13:00、第51回SBLオンラインセミナーを開きます。味の素は従来型の「中期経営計画」を廃止し、2030年の「ありたい姿」から逆算した野心的な「指標」を経営の指針として打ち出しました。同社では、この指標の達成に向け、社員が挑戦しやすい組織風土をつくっています。「人的資本経営」が重要視される中、社員の自律的な成長を後押し、企業価値の向上にどうつなげているのか、同社の栢原紫野・執行役(ダイバーシティ・人財担当)をゲストに招きその戦略を聞きます。

味の素は2023年2月末、2030年までの経営戦略を発表しました。そこで掲げたのが、2030年のありたい姿から逆算した「ASV指標」です。ASVとは、Ajinomoto Group Creating Shared Valueのことで、同社が独自で定めた概念です。事業を通じた社会価値と経済価値の共創を指します。

ASV指標として、ROEは約20%(2022年予想、11%)、ROICは約17%(8.0%)を目標に打ち出しました。社会価値指標は、「環境負荷50%削減」と「10億人の健康寿命延伸」にしました。無形資産の強化として、従業員エンゲージメントスコア85%(2022年11月、62%)も目指します。

従来はこの指標の達成に向け、3カ年の中期経営計画を立てていました。ですが、2月の会見で同社の藤江太郎社長は、従来型の中計から脱却すると宣言しました。各事業の目標計画を精緻化する中計は、何が起きるか分からない「VUCA時代」には適さないという判断からです。

何が起きるか分からないことを前提に、ASV指標に向かって、社員が挑戦しやすい組織風土に変えていきます。社員の挑戦意欲を高め、自律性をどう伸ばしているのか、同社の戦略を聞きます。

とき:2月2日(金)12:10~13:00@ZOOM
ゲスト:栢原紫野・味の素・執行役(ダイバーシティ・人財担当)
参加費用:オンライン参加費: 無料(SBL有料会員)/1500円(SBL無料会員)
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栢原紫野氏
味の素 執行役(ダイバーシティ・人財担当)
神奈川県生まれ。1990年4月味の素㈱に入社。東京支社、味の素冷凍食品㈱出向、味の素㈱人事部・九州事業所・食品統括部、東京支社次長、2018年広報部長、2020年九州支社長を経て、2023年4月から執行役ダイバーシティ・人財担当 。現在に至る。

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オルタナ編集部

サステナブル・ビジネス・マガジン「オルタナ」は2007年創刊。重点取材分野は、環境/CSR/サステナビリティ自然エネルギー/第一次産業/ソーシャルイノベーション/エシカル消費などです。サステナ経営検定やサステナビリティ部員塾も主宰しています。

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