障がいの「社会モデル」からD&Iを考えよう

連載:企業と人権、その先へ(7)

「ダイバーシティ&インクルージョン」を聞いて何を想像するだろうか。女性活躍?障がい者雇用?性的マイノリティ?この言葉自体を見聞きする機会は格段に増えたものの、その本来の趣旨は必ずしも共有されているとは言えない。多様性を目指すダイバーシティ、そしてその多様性を包摂するインクルージョン、その根底には、性自認・性的指向、国籍、人種、宗教、学歴、障がいの有無などによって差別を受けないという確固たる人権がある。(弁護士・佐藤 暁子)

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弁護士・佐藤 暁子

人権方針、人権デューディリジェンス、ステークホルダー・エンゲージメントのコーディネート、政策提言などを通じて、ビジネスと人権の普及・浸透に取り組む。認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局次長・国際人権NGOビジネスと人権リソースセンター日本リサーチャー/代表・Social Connection for Human Rights共同代表。一橋大学法科大学院、International Institute of Social Studies(オランダ・ハーグ)開発学修士(人権専攻)。

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