SDGs認知8割時代の新しい物差しは「内在化」

一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)などは2月28日、会員企業・団体のSDGsの進捗度を調べたレポートを公開した。国連が2015年に採択したSDGsの認知度は8割を超え、十分に浸透したといえるが、一方で企業を見る目も厳しくなった。背景には、科学的に明らかになった気候危機の深刻さがある。GCNJは「自己基準でSDGsに貢献していると言うだけでは不十分になった」とし、企業は外部不経済を内在化することが重要だと訴える。(オルタナS編集長=池田 真隆)

外部不経済の内在化はSDGs認知8割時代の新しいものさしだといえる
M.Ikeda

池田 真隆 (オルタナS編集長)

株式会社オルタナ取締役、オルタナS編集長 1989年東京都生まれ。立教大学文学部卒業。 環境省「中小企業の環境経営のあり方検討会」委員、農林水産省「2027年国際園芸博覧会政府出展検討会」委員、「エコアクション21」オブザイヤー審査員、社会福祉HERO’S TOKYO 最終審査員、Jリーグ「シャレン!」審査委員など。

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