サラヤ、限定コスメキットでウガンダの母子家庭支援

サラヤはこのほど、スキンケアブランド「ラクトフェリン ラボ」の寄付付きギフトセットを同社通販サイトで発売した。アフリカンプリントのオリジナルポーチが付くほか、1セットにつき1000円が公益財団法人ジョイセフに寄付される。500個の限定販売で、寄付金はウガンダで暮らす10代のシングルマザーの職業訓練費に充てられる。(オルタナ副編集長=吉田広子)

Donation Gift for Safe Motherhood「ラクトフェリン ラボ ドネーションギフトセット」(税込5000円)
Donation Gift for Safe Motherhood「ラクトフェリン ラボ ドネーションギフトセット」(税込5000円)

アフリカでアルコール手指消毒剤の製造・販売や「100万人の手洗いプロジェクト」を展開するサラヤは、母の日に合わせ、途上国や紛争地で暮らす人々のSRHR(性と生殖に関する健康と権利)を考えるきっかけにしたいという思いで、今回のコラボレーションを企画した。

オリジナルポーチを製造する「RICCI EVERYDAY」は、ウガンダの工房でアフリカンプリントを使用したカラフルなアイテムを製造するライフスタイルブランドだ。ジョイセフは国際協力NGOとして、世界の妊産婦と女性の命と健康を守るために活動している。3者は「すべての女性が自分の未来を選択できる世界」を目指す。

限定セットには、「ラクトフェリン ラボ」オールインワンジェルと導入ローションに、ウガンダの工房で作られた「RICCI EVERYDAY」のオリジナルポーチが付く。

販売価格5000円(税込)のうち、1000円をジョイセフに寄付する。寄付金は、コロナ禍の学校閉鎖などの影響によって10代でシングルマザーにならざるを得なかった女性たちの生計向上支援につながる職業訓練研修費などに充てられる。

yoshida

吉田 広子(オルタナ副編集長)

大学卒業後、米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。日本に帰国後の2007年10月、株式会社オルタナ入社。2011年~副編集長。執筆記事一覧

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キーワード: #ビジネスと人権

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